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文学とカルトに関するcinefukのブックマーク (2)

  • 狂乱のサスペンス・スリラー『邪教の子』。読者への信頼と恐れが、悪魔的サプライズにつながった 澤村伊智インタビュー | 瀧井 朝世 | 作家の書き出し

    幼き日の記憶と、新興宗教への潜入取材 ――新作『邪教の子』、大変面白く拝読しました。物語は、慧斗という女性の手記から始まります。少女時代、彼女が暮らすニュータウンに越してきた同い年の茜は、親が新興宗教に入信していて娘を学校にも通わせない。茜を助け出そうとする慧斗の懸命な行動が描かれます。 澤村 まずは、囚われの姫を奪還する、オーソドックスな構造の物語を書きたいというのがありました。頭にあったのは、「ガラスの山」というポーランドの民話です。幽閉された姫を、貧しい青年が知恵と勇気で助け出す。そんな超基的な話を新興宗教と絡めようと思ってできたのが前半です。 ――ああ、なるほど。前半は慧斗がなぜこうした手記を書いているのかが気になって読み進め、後半で「えっ!」となりました。舞台となるニュータウンというものにはそもそも興味があったのですか。 澤村 僕も小学校3年生の時から大学を卒業して実家を出るま

    狂乱のサスペンス・スリラー『邪教の子』。読者への信頼と恐れが、悪魔的サプライズにつながった 澤村伊智インタビュー | 瀧井 朝世 | 作家の書き出し
    cinefuk
    cinefuk 2021/08/29
    『傾向として、土俗的なホラーが増えている印象ですね。選考委員の辻村深月さんも選評で「近年、田舎を田舎というだけで何が起こっても許される装置として乱暴に描いてしまう応募作が多い」と書かれていましたが』
  • オウム真理教事件を描いたノンフィクション「A3」、作者がnoteで無料公開

    オウム真理教事件を描いたノンフィクション小説「A3」を、作者の森達也さんがnoteで無料公開した。書籍版は「現在も版を重ねている」(森さんのnoteより)状態で異例の無料公開だが「一人でも多くの人に読んでほしい」との思いから、森さん自身が版元に相談して無料公開を実現したという。 オウム真理教事件を描いたノンフィクション小説「A3」(集英社インターナショナル刊)を、作者の森達也さんがnoteで無料公開した。書籍版は「現在も版を重ねている」(森さんのnoteより)状態で、異例の無料公開だが「一人でも多くの人に読んでほしい」との思いから、森さん自身が版元に相談して無料公開を実現したという。 A3は、オウム真理教事件を探り、日社会の深層に迫るノンフィクション作品。森さんが監督として撮影した、オウム真理教の内部に迫った映画「A」「A2」に続く作品として、「月刊PLAYBOY」の連載を書籍化したもの

    オウム真理教事件を描いたノンフィクション「A3」、作者がnoteで無料公開
    cinefuk
    cinefuk 2019/01/25
    「森達也さん自身が版元(集英社)に相談し、イラストレーターや文庫本の解説の筆者にも了解を取り、無料公開が実現した。」
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