最近よく耳にする「推し」という言葉。もともとは人やものを推薦することを意味する言葉ですが、それをもとに最近では誰かに推薦したいほど好きな人やもの自体を「推し」と表現するのが一般的になりました。 先日発表された第164回芥川賞でも、宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』(河出書房新社)という「推し」を題材にした小説が受賞しました。 今、「推し」という概念が現代社会に根付きつつあります。そして、「推し」を何かしらの手段で追いかけ、応援する活動を、世間では「オタ活(オタク活動の略称)」と表現します。ただ「推し」を思うだけの「オタ活」をしている人もいますが、それは稀。「オタ活」には、多くの場合、金銭的な出費が伴います。なぜ人は、「推し」にお金をかけるのでしょうか。 『ミレニアル世代のお金のリアル』の著書もある「ミレニアル世代のお金の専門家」、横川楓さんが解説します。 カジュアル化する「推し」と「オタ活」
東京で一人暮らししているオタクです。 経済的に死んでます。 2月頃からコロナの影響で舞台やイベントが軒並み中止になった。 残念だけど状況が状況だし仕方ないよね、せめて推しの足しになるように…とチケット代は払い戻ししなかった。 そのうえ遠征でかかるお金が浮いた分、今こそ経済を回そう!とグッズ等を買いまくった。 この時はまだ自分が支援する側だと思ってた。 今、4月の給料は半減、5月はもっと減る予定です。 飲食店や夜の街など、ニュースで取り沙汰されてる業種ではない。まさか自分がこんなに影響被るとは思わなかった。 貯金はギリギリ。入ってくる給料をあてにしてクレカ支払いにしていた分が重い。 完全休業ではないので仕事は中途半端にあるし、そもそも帰省者からの感染とかよく聞くし、実家に帰る訳にはいかない。 この状況を誰かに愚痴りたくてオタクの友達と通話したら、なんとなく歯切れが悪かった。 相手は影響を受け
文具やDIY用品、健康グッズを中心に、「ここに来れば何でもそろう」といわんばかりの品ぞろえで顧客を獲得してきた東急ハンズ。創業42年目に突入した同社が今、売り場改革に乗り出している。 高島屋と同じビルの2階から8階にまたがる新宿店は、国内の東急ハンズ47店舗のうち、最大の売り上げを誇る大型店だ。3月1日から、その新宿店のフロア各所に7人の“店主”が登場した。 個性やこだわりが強い社員 5階のインテリアフロアの一角には、睡眠にかかわるコーナーの店主・安土知宏さんが常駐する。複数のメーカーが販売するマットレスや布団、枕の中から客の要望に合った商品を探し出す。満足いく枕が見つからない場合、オーダーメード品の注文にも対応する。アロマなどの関連用品も提案し、さながら睡眠のコンシェルジュといった雰囲気だ。
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