今年のモーターショーで、スズキが「これまでになかった全く新しい軽自動車」と、満を持して発表した「ハスラー」。だが、そのブランド名によって海外から失笑を買っているようだ。 【ポルノ雑誌や詐欺師を連想との指摘】 同社としては「ラフロードを軽やかに走る、活き活きと走る」イメージで社内公募によって決定したものだ。また、1969年に発売され人気だったオフロードバイク「TS250」の愛称「ハスラー」を流用することで、ターゲット顧客にアピールしていくことが狙いだったという。 しかし海外では、1974年に創刊されたアメリカの有名ポルノ雑誌「ハスラー」や、詐欺など不法な方法でお金を荒稼ぎするという意味を連想させるという。 【自動車業界に限らない、おかしな英語の製品名】 こうした事態は、「ハスラー」が初めてではない。これまでも、数多くの奇妙なネーミングで日本の製品が世界に発信されてきたとロイターは報じている。
(CNN) 「パジェロ」や「ラピュタ」など、一見すると何でもないように思える車の名前も、売られる国やそこで使われている言語などによっては、商品名としては使えない場合も出てくる。 最近では、インドの自動車大手タタ・モーターズが、発表間近だったハッチバック車「ジカ(Zica)」の車名を変更すると発表した。感染症「ジカ(Zika)熱」への国際的な不安が高まっていることを受けた措置。タタ車のジカは「ジッピー・カー」を縮めた名称だったが、世界保健機関(WHO)が公衆衛生上の緊急事態を宣言したジカ熱の流行とタイミングが重なった。 車の名称を巡っては、他のメーカーも後悔する羽目になった事例に事欠かない。 ◇ シボレー・ノヴァ(ゼネラル・モーターズ=GM) 「Nova」は英語では心地良く響くが、スペイン語で「no va」といえば「行かない」の意味。1970年代の中南米での売れ行きは悪くなかったが、欧州では
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