福岡市・天神で4日深夜、乗用車が車に次々と衝突した事故で、乗用車に乗っていたうちの少なくとも1人が「脱法ハーブを吸った」と話したことが、福岡県警への取材でわかった。県警は自動車運転過失傷害容疑で、運転していた男性から事情を聴いている。けが人は、乗用車の男性2人を含む26~61歳の男女15人に上った。いずれも軽傷。 中央署などによると、この乗用車は、赤色回転灯のついた捜査車両が近づいた途端に急発進し、前方の車の列をすり抜けようとして相次いで衝突。県道(渡辺通り)から国道202号に右折しようとして、さらに衝突を繰り返し、ガードレールにぶつかって歩道に乗り上げ停車した。 運転していた男性(36)は車から逃げようとしたが、近くにいた警察官に取り押さえられた。助手席の男性(36)も病院に運ばれたが、運転手とともに軽傷だった。県警は所持品を詳しく調べている。 この事故のため、現場は約4時間にわたって交