ユーザー視点の辛口評価で知られる戸田覚氏が、2回にわたってグーグルの独自OSを搭載した格安ノートPC「Chromebook」をレビューする。後半の今回は、Chromebookを使って見えてきた欠点と、盛り上がらない理由を探っていく。 Chromebookで最も目立つウイークポイントは、周辺機器が使えないことだ。使えるのはマウスやUSBメモリーなどにとどまる。デバイスドライバーをインストールしなければならない機器は、どれも使えないのだ。例えば、複数のボタンがあるマウスでも、左右のクリックボタンしか使えなかったりする。 とはいえ、僕自身はさほど困っていない。Windowsパソコンを常用しているので、そちらで済ませてしまうからだ。プリンターは「Googleプリント」に対応している製品なら使えるのだが、やはり機能が限られている。そのため、面倒なことは考えずに、印刷したいファイルは「Googleドラ
突然だが、成田亨という人物をご存知だろうか。 「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」などで個性的なヒーローや怪獣、メカなどを多数デザインしたことでよく知られている人物だ。本来は彫刻家・画家でもあり、そのデザインには20世紀美術のエッセンスが見てとれる。現在のヒーローや怪獣のデザインに与えた影響は非常に大きく、現代美術家や映画監督などのアーティストにもファンが多い。 この成田亨(1929年生まれ、2002年没)の初期から晩年までの創作を網羅した企画展 「成田亨 美術/特撮/怪獣-ウルトラマン創造の原点」が、8月31日まで富山県立近代美術館で開かれている。その後も巡回展として福岡市美術館(2015年1月6日~2月11日)、青森県立美術館(2015年予定)で開催される予定だ。 未公開だったスケッチや怪獣デザインが見られるなど、見どころだらけの展覧会となっている。その図録である「成田亨作
鬼は物に隠れて形が顕(あらわ)れることを欲しないので俗に「隠(おん)」と呼び、それが「鬼」になった… 2015年02月04日(最終更新 2015年02月04日 10時32分) 鬼は物に隠れて形が顕(あらわ)れることを欲しないので俗に「隠(おん)」と呼び、それが「鬼」になった。平安時代の辞書「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」にそんな説明がある。陽に対する陰、善に対する悪。その概念を具現化したものが神仏の対極にある鬼なのかもしれない▼きのうは節分。邪気を払い、福を呼び込もうと豆まきした家庭も多いだろう。追い払うのは病気や事故などの災厄だけでなく、誰もが持つ憎しみや恨み、ねたみ、強欲といった「心の中の鬼」にも豆をぶつけたい▼最も有名な鬼、大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)を福岡市美術館で開催中の成田亨(とおる)回顧展「美術/特撮/怪獣」で見た。ウルトラマンや怪獣のデザインで知られる成田さん
El Despacho Desordenado ~散らかった事務室より~2015年1月4日から「Diario de Libros」より改名しました。 メインは本の紹介、あとその他諸々というごっちゃな内容です。 2016年4月13日にタイトル訂正。事務机じゃなくて「事務室」です(泣)。 ここに一冊の本があります。『不撓 日独潜水艦協同訓練時代を偲ぶ』と題された通り、この私家版本は著者の海軍下士官時代を中心にした回想録です。彼は機関兵から、志望だった潜水艦に乗り組んで最終的に機関兵曹長になりました。 そんな彼の乗り組んだ潜水艦の一隻が、ドイツから日本に譲渡されたUボート「Uー511」でした。1941(昭和16)年12月8日と「くしくも日米開戦の日に竣工」(p.84)した本艦は1943(昭和18)年5月にドイツはキール軍港を発ち、当時日本占領下にあったマレー半島ペナンを経て同年8月7日に呉に入港
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く