9月9日から公開された「散歩する侵略者」は、タイトルやそのスチール写真から連想されるジャンルは、ホラーSF映画であろう。確かにそのような過激なシーンも登場する。しかし、2時間10分の物語にしっかりと向き合うなら、実は壮大な「愛」の物語、しかもキリスト教的視点から愛を高らかに称揚していることが分かる。ここまでストレートに「愛」を謳(うた)いあげる作品は、近年の日本映画にあって稀有(けう)なことである。 どうかタイトルや予告編に騙(だま)されずに、1度ご覧になってほしい。ジャンル映画の体を装いながら、その着地点で見事にこちらの予想を裏切る展開は、心地よい「やられた」感を得ることができるだろう。 監督は黒沢清。日本映画界が世界に誇る数少ない映画監督の中で、彼ほど多岐にわたるジャンルを映像化している者はいない。「黒沢清」の名を一躍有名にしたのは1997年の「CURE」。サイコサスペンスの定石を微妙
(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved. 現代の映画界において、これほど新作が渇望される監督という存在も珍しいのではないか。新作が決まればその報せは世界中に響き渡り、撮影に入っただけでもニュースになる。そんな稀代の映像作家、クリストファー・ノーランの最新作『ダンケルク』がいよいよ公開される。 ノーランが再現する極限のリミット・サスペンス (C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved. これまで架空都市ゴッサムシティのダークヒーローや夢の階層、宇宙空間を題材にしてきたノーランが“実話”を映画化したことでも話題になった本作は、第二次世界大戦真っ只中のフランス・ダンケルクで起きていた極限状況を再現。ヒトラー率いるドイツ軍の侵攻に遭い、港町ダンケルクに追い詰められたイギリス・フランスの連合軍約40万人の撤退作戦を描く。ア
PS4用DLソフトのセールが9月27日まで開催中。「NieR:Automata」「人喰いの大鷲トリコ」など100タイトル以上が対象で最大80%オフ 編集部:ONO PlayStation Storeで「TOKYO GAME SHOW 2017セール」が,本日(2017年9月7日)から9月27日まで実施されている。 このセールでは,過去の東京ゲームショウ出展作品やその関連作品の100タイトル以上が対象になっており,割引率はPlayStation Plus加入者で最大80%に設定されている。 なお,PlayStation Storeでは「40〜69%OFF」「70%以上OFF」「1000円以下」の3カテゴリに分類されているが,こちらはPlayStation Plus加入者向け価格での分類となる。 また,CERO Zのコンテンツはクレジットカードでの決済が求められるので気を付けよう。 原稿執筆時
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く