奉祭殿 昭和十五年、熊本陸軍幼年学校建設時に建立。 同校出身戦没者及び菊池、加藤両神社の分霊を合祀、 終戦時、零位は奉焼されたが、進駐した米軍も「聖地」として 大切に保存して自衛隊に引き継いだ。第8師団では、 「奉斎殿」として、当時の陸軍幼年学校で学んだ人達の 「心の故郷」として大切にお守りしている。 熊本陸軍幼年学校遥拝台 ここは、かつて生徒が毎朝雄健神社参拝後、 皇居並びに父母の居住する故郷に向かって遥拝し、 軍人勅諭を奉読し精神を鍛錬した聖域である。 キャンプウッド 米軍駐留時に健立されたもので、祈りとやすらぎを祈った場所である。 自衛隊移管後は、米軍駐留時代に前述の奉斎殿に対して、 保存の配慮がなされたことへの返礼として、 米軍関係者の思い出のシンボルとして礼拝堂の一部を保存したものである。