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  • 「Gのレコンギスタ」の総括【劇場版を終えて】

    劇場版5部作を終えた「ガンダム Gのレコンギスタ」の総括を述べたい。 「Gレコ」は富野由悠季の研究論文 「Gのレコンギスタ(以下Gレコ)」は、富野由悠季のによる「宇宙エレベーターやフォトンバッテリー等を通して現代の社会経済と科学技術に対して異議申し立てをする研究論文」である。 Gレコの企画が具体化する2000年代後半。富野監督は取材やインタビューを通し、「ハンナ・アーレントの『全体主義』の考えをアニメで表現したい」と語る。この試みに期待を高めていた。 2015年の講演会では参考資料として池内了「科学・技術と現代社会」とE・H.カー「危機の二十年」を紹介。2016年の講演会ではガンダムエースの対談企画「教えてください。富野です。」での対談。特に宇宙エレベーター実験の参加と青木義男教授達との出会いが大きかったと語る。以上の経緯を踏まえると、Gレコは富野監督の出会い・取材・経験を通したインプット

    「Gのレコンギスタ」の総括【劇場版を終えて】
    cinefuk
    cinefuk 2017/02/09
    宇宙エレベーター、スコード教、フォトンバッテリー、 クンタラ、アグテックのタブー、船体の装甲に使う特殊な材質、 ムタチオン、ユニバーサルスタンダードと設定の数々。富野監督のインプットを通して得た成果。
  • ヤマトの西崎義展氏と手塚治虫氏とガンダムの富野由悠季監督の関係~海のトリトンの頃

    はじめに 「宇宙戦艦ヤマト2199」が好評放送中だ。 個人的には新登場の女性キャラ達が良い味出しているなぁと感じながら 特にメガネっ娘の新見薫さんがお気に入りである。 結城信輝さんのキャラ絵は良い。 そしてヤマトに関連する話題といえば、 西崎義展の手記というサイトに 「宇宙戦艦ヤマト」の企画書が掲載され話題となっている。 http://web.archive.org/web/20070106185820/http://homepage3.nifty.com/newyamato/omoi.html (西崎義展の手記:宇宙戦艦ヤマト企画書) 西崎義展氏はオリジナルの「宇宙戦艦ヤマト」の製作総指揮・プロデューサー。 ヤマトを世に送り出した功績者である。 そして企画書をみると、今我々が目にするヤマトの形とは違うとはいえ 並々ならぬ決意感がこの企画書から感じ取れるだろう。 こうした決意感を含め、

    ヤマトの西崎義展氏と手塚治虫氏とガンダムの富野由悠季監督の関係~海のトリトンの頃
    cinefuk
    cinefuk 2016/04/26
    富野ファンから見た虫プロ分裂騒動、『海のトリトン』製作と巻き込まれた富野・手塚の仲違い。コメント欄のリンク先
  • 「Gレコ」が未来の技術を描く理由-「子供に見てほしい」富野発言の視点から

    はじめに 「Gのレコンギスタ」は何を見せたい作品なのか。 それは、リギルドセンチュリーで生きる人々の生活と 生活に活用される技術、そして戦争で使われる技術である。 Gレコで描かれる生活描写 ま今回冒頭にあったベルリのシャワーシーン。 ベルリが白い何かを頭にかぶりながらシャワーを浴びている。 おそらく頭髪を洗っているのだろうが、 こうした技術は今の世界では見られない。 今から遥か未来の世界だから、今には無い技術がある。 当たり前の話だが、こうした見たこともない技術を生活描写でサラっと入れる。 これが「Gのレコンギスタ」では大事な要素といえる。 他にも6話ではガムで歯磨きしていたり、今とは違う生活描写が描かれる。 軍事技術について 戦闘で目立つのは、エアバックの描写。 エアバックの描写は逆襲のシャアでもあるのだが、 TVシリーズのガンダムで戦闘シーンで印象的に使われているのは、 作が初めての

    「Gレコ」が未来の技術を描く理由-「子供に見てほしい」富野発言の視点から
    cinefuk
    cinefuk 2015/01/12
    「SF物を見て宇宙や技術に憧れたように、富野作品を見てエンジニアを目指す子供を育てたい」それは本当だろうね。彼なりの恩返しというか、次代への義務感というか。
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