再生可能エネルギーがドイツの電力系統を不安定にするという話はもう終わりにしましょう:2015年8月20日、ドイツの連邦ネットワーク規制庁は停電時間が史上最低まで減少したことを示す2014年のSAIDI(system average interruption duration index/系統の平均供給不能持続時間)の値を発表しました。 ドイツでの停電時間を計るのは難しくなってきています。さらに、その値をこれ以上向上させるのも難しくなってきています。 つい2006年までドイツではSAIDI測定基準(ドイツ語レポート)で21.53分の停電がありました。ネットワーク規制庁 (ドイツ語ウェブサイト)の正式な統計によると、その数値は昨年の時点で今や12.28分にまで減っています。 ドイツの電力系統がどれぐらい安定しているかを理解するために、ある国際比較を見てみましょう。 電力系統の信頼性と再生可能エ