US. Air Forceがパイロットの訓練用に使用しているジェット練習機「T-38 Talon」に代わる次世代ジェット練習機「T-X」コンペに関して、USAFは5日、Boeingによる既存のT-38の機体改修案を選定したことを発表した。 Boeingを今後、締結される契約に基づき既存のT-38Cのコックピットを最新のデジタルコックピットに改修を行う。T-38Cはまた、Pacer Classic IIIに基づく構造部分の改修も図られることが予定されており、これらの改修により機体寿命は2029年まで延長されることとなる。 これらの改修に伴う総費用は向こう10年の総額費用で8億5500万ドル(約1026億円)となる見通し。 T-Xのコンペには、イタリアのAlenia AermacchiがM-346 Masterを、Northrop GrummanがBAE Hawkを、韓国のKAIがT-50 G