皮膚が赤くなった…、皮膚に湿疹ができた…、皮膚にイボができた…、皮膚にシコリができた… ワンちゃん ネコちゃんの体を撫でる際や、ワンちゃんネコちゃんが体をかゆがったり、出血が見られたり…様々なタイミングで皮膚の異変に気づくと思います。 動物病院では数々の皮膚疾患に遭遇し、外観『見た目』で診断・治療を行うこともありますが、イボ、シコリについては外観『見た目』で診断を下すことはあまり良いことではありません。皮膚のイボ・シコリを専門に見ている獣医師でも外観『見た目』で診断はできないことが多いのです。 外観は似たシコリでも性質が異なるケースが多々あります。『腫瘍』にも良性・悪性の区別があるのは有名ですが、『悪性』の中にも良いもの(悪性度が低い)~悪いもの(悪性度が高い)があります。 下の写真では、ワンちゃんの背中に大・中・小 3つのシコリが見られます。 トイ・プードル(12歳、メス(避妊済み))の
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