タグ

ブックマーク / niewmedia.com (2)

  • 映画『オッペンハイマー』は反核映画なのか?ノーランが幻視した「壊された世界」 | NiEW(ニュー)

    © Universal Pictures. All Rights Reserved. © Universal Pictures. All Rights Reserved. 観客が観たのは、死滅した「もうひとつの現実」 「連鎖反応(チェインリアクション)」は『オッペンハイマー』においても中盤に象徴的に登場するキーワードであり、彼はプルトニウムの核分裂を利用した核爆弾実用化のための「トリニティ実験」を前に、無限に連鎖する核分裂反応が世界そのものを燃やし尽くす可能性を危惧し、その恐怖についてアインシュタインと語り合う。 このシーンは映画のラストで視点を変えてリフレインされ、憑かれたような表情で語られるオッペンハイマーの最後の台詞(「(我々は)それをしたんだ」)に直接つながっている。 『TENET テネット』で示唆されていたビジョンを踏まえたとき、ノーランが前半のクライマックスとして「トリニティ実

    映画『オッペンハイマー』は反核映画なのか?ノーランが幻視した「壊された世界」 | NiEW(ニュー)
    cinefuk
    cinefuk 2024/04/03
    "軍事産業と政府の庇護のもとで「科学の軍用化」に従事することをよしとせず、むしろ科学者でありながら積極的に自ら政治的であることを引き受け、抵抗しようとするタフなネゴシエイターの姿がある。"
  • 「私は何のために作られたの?」と問うているのは、映画『バービー』それ自体かもしれない | NiEW(ニュー)

    ©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. ©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 音楽ディレクター / 評論家の柴崎祐二が、映画の中のポップミュージックを読み解く連載「その選曲が、映画をつくる」。第4回は、マーゴット・ロビー主演『バービー』を取り上げる。 バービー人形をモチーフに、ジェンダーをはじめ種々の社会的なテーマに取り組んだ作は、Netflixの諸作品とも通じるような、いかにも今日的なエンターテイメント作品といえる。マーク・ロンソンのプロデュースのもと、今を代表する豪華なミュージシャンが集結したサウンドトラックも大きな話題だ。 柴崎は、作の社会問題への眼差しや音楽の優れた使用に一定の評価を示しつつも、それらが「目配せ」的な「記号」となっていることに疑義を呈する。それは、メタ的な手法が

    「私は何のために作られたの?」と問うているのは、映画『バービー』それ自体かもしれない | NiEW(ニュー)
    cinefuk
    cinefuk 2023/08/09
    『Barbenheimer』批判で観測されたのは、「ハリウッドは俺たちに説教(文化侵略)をしている」「ハリウッド映画の至らぬ点を指摘すれば、ポリコレ全般を無効化できる」という被害妄想。まるで北京政府みたいな発想だな…
  • 1