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ブックマーク / note.com/otsukishoten (2)

  • 立志篇(1)|大月書店

    田野大輔(コーナン大学) 増え続けるとの闘い研究者、とくに人文系の研究者で蔵書の管理に頭を悩ませていない者はいないだろう。かくいう筆者もその一人で、最近まで増え続ける蔵書への対処に手を焼いていた。気づけば自宅も研究室も大量ので埋め尽くされ、棚からあふれ出したがいたるところに積み上がっている。毎年何十万円もを買うわけだから、考えてみれば当たり前なのだが、さりとて仕事道具なので、購入を控えるわけにもいかない。何かいい解決策はないかと考えあぐねているうちに、洪水のように押し寄せるの濁流は勢いを増して床にまで進出してくる。 部屋中が大量のであふれ返るようになると、仕事の能率にも影響してくる。研究者はたえずを参照しながら原稿を書いているのだが、いざ参照しようにも目的のがどこにあるのかわからない。いたるところに積み上がった山のなかから探し出すのが面倒なので、持っているはずのでも

    立志篇(1)|大月書店
    cinefuk
    cinefuk 2022/12/20
    「この隙間に入る本棚があれば良いのに」「棚の高さが足りないからこの本が入らない」「ではピッタリはまる本棚を自作すれば良いのでは!」著者の肩書に笑った>田野大輔(コーナン大学)
  • 「沈黙」がもたらすもの――「自粛警察」に見るファシズムの危険性(田野大輔)|大月書店

    田野大輔(甲南大学教授) 写真:ユダヤ人商店に不買呼びかけのポスターを貼る突撃隊員(Bundesarchiv, Bild 102-14468 / Georg Pahl / CC-BY-SA 3.0) 新型コロナウイルス感染拡大防止のために、日でも緊急事態宣言が発令され、外出や営業の「自粛」が要請された。そうしたなか、営業を続ける飲店に脅迫電話をかけたり、公園で遊ぶ子どもの学校に苦情を入れたりするなど、「自粛」の要請に従っていないように見える人たちへの過激なバッシングが多発した。 緊急事態宣言下の日で、こうした「自粛警察」「コロナ自警団」と呼ばれる動きが広がったのはなぜだろうか。人々が感染拡大防止のために自発的におこなったと思われるこれらの行動の拡大には、どういう力が働いたのか。 「自粛警察」はファシズムか 「自粛警察」と呼ばれる動きが問題になって以降、筆者のもとにはそれが広がった原因

    「沈黙」がもたらすもの――「自粛警察」に見るファシズムの危険性(田野大輔)|大月書店
    cinefuk
    cinefuk 2020/06/01
    『指導者の命令に従って集団で行動していると自分の行動に対する責任感が麻痺してきて、異端者を排除するような攻撃的な行動にも平気になってしまうのである。こういう心理的な変化にこそファシズムの危険性がある』
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