角形鋼管による斜め柱の納め方 角形鋼管による斜め柱の納め方Q θだけ傾いた角形鋼管による斜め柱の納め方は?A ダイアフラムをθ/2だけ傾けて柱面を合わせるか、テーパー管を使って上の通しダイアフラムを広げて斜め柱を受けます。鉄骨で柱を傾ける際の仕口はRCのように簡単にはいかず、仕口部で工夫が必要となります。傾いた柱を水平のダイアフラムで受けると、柱面の板(スキンプレート)がずれてしまい、力がうまく流れません。そこで通しダイアフラムをθ/2だけ傾けて、上下の柱とダイアフラムとの角度を同一にして、スキンプレートの位置を合わせます。柱どうしの継手の通しダイアフラムを柱梁の仕口よりも100mm程度持ち上げて溶接できるようにします。両者とも通しダイアフラムとすると、間にはさまれた非常に短い柱を輪切りにして溶接しなければなりませんので、一方を内ダイアフラムとします。また仕口部をテーパー管(taper先細