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  • 大いなる誤解を受けた「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」届かなかったメッセージ

    ベトナム帰還兵の現実を綴った「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」 その夜、ブルース・スプリングスティーンは自宅の部屋で椅子に座っていた。机には1冊のノート。ページをめくると、ベトナム帰還兵をテーマにした書きかけの歌詞の断片がある。机にはもうひとつ、送られてきた映画の脚が置かれていた。 ブルースはギターを手に取ると、コードをつま弾きながら、その歌詞の一節をなぞるようにして歌った。そして、まだ開いていない脚に目をやり、表紙に書かれたタイトルを口ずさんでみた。 「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」(アメリカで生まれた) ベトナム戦争が終結してから10年あまりがたっていた。帰還兵の多くが負った肉体的・精神的な傷は大きく、そのことに対する世間の不理解が、彼らの社会復帰を一層難しいものにしていた。 ブルースが帰還兵についての歌を書こうと思ったのは、米国ベトナム戦争退役軍人会の代表だったボビー・ミューラ

    大いなる誤解を受けた「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」届かなかったメッセージ
    cinefuk
    cinefuk 2023/08/01
    トランプの出囃子で使って良いような曲じゃないけれど、東西を問わない「愛国者は国語が不得手」の法則に従い、『アメリカで生まれた』ことにジレンマを持たない人にサビだけ愛唱されがち
  • 80年代の奇才、ジム・ジャームッシュ「ナイト・オン・ザ・プラネット」

    タクシー。それは公共の場で最も「プライベート」な場所なのかもしれない。 例えば終電を無くした深夜。手を上げて乗ったタクシーの運転手は、もちろん知らない赤の他人。そんな運転手に目的地を告げてのドライブ。誰かと乗ったなら運転手が「耳をそばだてて」いないか気にしてしまう。そしてもし運転手と二人きりなら沈黙がズシリと重く感じる。 近所の美味しいラーメン屋さんを訊いたりしてそれをやり過ごすこともあるし、深夜なのに滔々と語り続けるベテラン運転手さんもいる。そして大抵、タクシーの運転手の話は面白かったりするのだ。 ジャームッシュが91年に発表した『ナイト・オン・ザ・プラネット』は、つまりそういう話なのだ。舞台はロサンゼルス・ニューヨーク・パリ・ローマ・ヘルシンキの五つの都市。自転によって太陽と反対方向を向いている地球の「夜側」を走るタクシーの車内模様を、ジャームッシュはオムニバス形式で丁寧に描いていく。

    80年代の奇才、ジム・ジャームッシュ「ナイト・オン・ザ・プラネット」
    cinefuk
    cinefuk 2019/07/12
    VHSの時代、見たのを忘れて3回もレンタルしてしまった映画があった。いざ見始めると思い出すのだけど。 https://www.youtube.com/watch?v=w9nc-JXvn0g ストリーミングの時代は視聴履歴が残るから、そんな事もないのかな
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