ここで少々当時の周辺環境を列記していこうと思う。 高塚さのりの周囲には高瀬遙やりんごの他に種々雑多な人物達が出入りしていた。 漫画家のさだ・こーじや斉藤苑子、結城らんな等もそのうちである。一時期は同人作家・佐藤明機氏なども出入りしていた。 僕とほぼ同時期にこのグループに紛れ込んできた中に「ほっぴー」と渾名される人物がいた。 彼は砂倉そーいち氏の住み込みアシをしていて、本当のペンネームを明日香景介と言った。現在はゲームキャラクターデザイナーをしている。 砂倉そーいち氏は、かつて藤島康介氏と共に初期の江川達也氏のアシスタントをしていた人物。 砂倉氏の住む江古田のマンションには別の階に一時期青山剛昌がいた。 その江古田に下宿していた大学SF研の同期がアルバイトをしていたスナックの、常連客だったのが漫画家の山田貴敏氏。彼の飲み友達として、ソウル五輪で金メダルを獲得したレスリングの小林孝至氏がよく顔