手持ちレンズの焦点距離を手軽に伸ばすことができるアイテム “テレコンバーター” というものの存在は知ってはいたものの、メーカー/機種問わず、この類のものは画質が劣化するというレビューが多いため、なかなか使ってみようという気にはならなかったのだが、どの程度の画質劣化なのかふと気になったので実際に試してみた。 最初に入手したのは、ニコンの2倍テレコンバーター TC-200。 かなり古い機種なので、最近のテレコンバーターとは画質は全く異なることは想像できるのだが、オールドニッコールとも併用することを考えるとこのくらいの年代のものでとりあえず安価に試してみるのがちょうど良いだろうと考えた。 TC-200にAi NIKKOR Auto 200mm F4を装着して、400mmで撮影してみた。 最初の1ショットを確認してなるほど、合焦点にキレが全く無い。三脚にセットして、ライブビューで拡大して精密にピン