NTTは5月30日、クルマから見える景色を話題にしてドライバーと雑談をする対話AIを発表した。居眠り運転などの防止に役立つという。 NTTが構築した日本語最大規模の対話モデルにドライブ中の景色(画像内の物体検出)や周辺スポット情報を反映。ドライバーとガイドの対話データで学習し、その時の状況に合う雑談を可能にした。 例えば道端に喫茶店があると対話AIは「おしゃれな雰囲気のカフェだなぁ」などと話しかける。ドライバーが相づちを打つと「海を見ながらコーヒー飲むとかロマンチックだなぁ」などと続ける。 NTTは対話AIとの雑談は居眠り運転や漫然運転の防止に役立つとして実証実験に取り組む考え。将来的にドライブの日常的なパートナーになるAIとして提案するという。 関連記事 “液体”でリアルタイムAI学習 環境音に最適化、低消費電力でエッジデバイス応用に期待 独自開発した液体に音の信号パターンを与えることで
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