(CNN) ウクライナ軍がロシア軍の標的を狙って外国製の「神風ドローン」を使用する映像を初めて公開した。ウクライナ軍によると、神風ドローンは威力の強い爆弾を搭載し、ロシア軍の戦車に突っ込んで損害を与えることができる。 「カミカゼUAV(無人機)はウクライナのSOF(特殊部隊)がロシアの侵略者に対する戦争において継続的に実戦利用している」「これは外国のパートナーの支援が、我々の兵士の訓練やプロ意識と相まって、前線でいかに良い結果を出しているかを物語る好例だ」。ウクライナ軍はそう伝えた。 米国は4月に、神風ドローンと呼ばれる「スイッチブレード」100台をウクライナ軍に供与していた。スイッチブレードはポータブル式の小型ドローンで、弾頭を搭載でき、衝撃を受けると爆発する。メーカーによると、最小モデルは6マイル(約9.7キロ)以内の距離にある目標に命中させることができる。