気候変動対策を最優先課題の1つに掲げるアメリカのバイデン政権は、4年後の2027年から自動車の排気ガスの規制を強化する案を12日、発表しました。新たな規制によりEV=電気自動車の普及が加速し新車販売に占める割合が2032年には70%近くに高まると試算しています。 アメリカのEPA=環境保護局が12日、新たに発表した規制案では自動車の二酸化炭素の排出量の基準を2027年から段階的に厳しくし、2032年には排出量を2026年と比べて56%、削減するとしています。 EPAはこの規制によりEVの普及が加速し、新車販売に占める割合が2030年には60%、2032年には67%に達すると試算しています。 新たな規制は自動車業界などからの意見を聞いた上で来年の早い時期に最終的に決定したいとしています。 気候変動対策を最優先課題の1つに掲げるバイデン政権はEVなど、走行中に排気ガスを出さない車の新車販売に占
