火星の植民地計画が進む中、コロニーの建設費と材料をいかに調達するかが大きな問題となっています。 レンガ1個を火星に送るのに約200万ドルかかると見積もられており、宇宙飛行士とともに材料を送るのは不可能です。 しかし、マンチェスター大学(University of Manchester・英)の研究チームはこのほど、これらの問題を克服しうる新技術の開発に成功したと発表しました。 それは、現地で調達できるレゴリス(岩石の堆積層)に、宇宙飛行士から排出される血と汗と涙と加えて、コンクリートを作る技術です。 実験では、通常のコンクリートより強度の高い材料の生成に成功したとのこと。 研究は、9月10日付けで学術誌『Materials Today Bio』に掲載されています。 Cosmic concrete developed from space dust and astronaut blood ht
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