パソコンを廃棄するとき、よく注意点として挙げられるのが「HDDの内容は完全消去する」というものです。HDDのなかには、さまざまな個人情報が詰まっているための注意ですが、単にフォーマットをしただけではHDDの完全消去は不十分。復元ソフトを使うことで情報を盗み出すことも可能なため、月の方法でHDDは完全に内容を消去する必要があるのです。 HDD完全消去はフォーマットでは不可能 HDDを完全消去するといえば、まず再フォーマットを行うという方法を思い浮かべる人が多いでしょう。ところが、この方法で消去されるHDDの情報は、ディレクトリと呼ばれるファイルが格納されている場所を保管した部分のみで、肝心のファイル内の情報はそのまま残ってしまうのです。 再フォーマットを行ったHDDは、通常の方法でパソコンに接続しても空のHDDとして認識されます。しかし、ファイル復元ソフトを活用することにより、高い確率でデー
1月6日に米議会議事堂を襲撃した暴徒の1人が、米下院議長ナンシー・ペロシ氏のノートPCを盗み、ロシアに転売しようとしていたことが、米連邦捜査局の宣誓供述書(リンク先はPDF)で明らかになった。米NBCが18日(現地時間)に報じた。 FBI特別捜査官の供述書によると、議事堂襲撃者情報を求めるFBIの専用ラインに、公開されている襲撃動画の暴徒の1人が自分の元恋人、ライリー・ウィリアムズ氏だという通報があった。この通報者はさらに、ウィリアムズ氏の友人から、ウィリアムズ氏が議事堂内の会議室からペロシ氏のノートPCを盗み、これをロシア在住の友人に売ろうとしていたと聞いたと語った。計画ではそのロシアの友人がロシア政府の対外情報庁(SVR)に転売するはずだったが、何らかの理由で計画は頓挫し、ノートPCはまだウィリアムズ氏が保有しているか、既に破壊している可能性があるという。 ペロシ氏のノートPCが盗まれ
神奈川県庁が使っていたファイルサーバのHDDが転売され、個人情報を含むデータが流出した問題を巡り、東京地方裁判所は6月9日、HDD流出元の情報機器リユース業者ブロードリンク(東京都中央区)に務めていた高橋雄一被告に対し懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。 神奈川県庁は2019年12月、同庁が行政文書などを保存していたHDDを処分する過程で個人情報が流出したとして謝罪。当時、古いHDDの処分を担当したブロードリンクに務めていた高橋被告は、同庁のHDDを不正に持ち出し、ネットオークションで転売していた。 高橋被告は神奈川県庁のHDDの他にも、同社で破棄を請け負っていたUSBフラッシュメモリやスマートフォン、タブレット端末などの転売を16年から繰り返していたとみられる。 事件発覚後、ブロードリンクは全従業員の1割に当たる約30人を解雇し、東京と大阪を除く5カ所の事業所を閉鎖するなど事業
パナソニック株式会社は、過酷な現場でも使用可能な頑丈(タフ)設計ノートPC「TOUGHBOOK(タフブック)シリーズ」の、「TOUGHBOOK 31」(以下、CF-31)を11月18日、「TOUGHBOOK 19」(以下、CF-19)を、9月3日から発売します。 CF-31は、当社独自開発の防滴ファン搭載と放熱設計により、これまで不可能であったタフ性能とハイパフォーマンスを同時実現しました。ジェット水流や粉塵もシャットアウトするIP65に準拠、さらに120cm落下試験※1実施のタフ設計に加え、標準電圧版の高速CPU インテル® CoreTM i5 vProTM プロセッサーを搭載した、頑丈でしかも高性能なモバイルパソコンです。CF-19も、IP65準拠で高速CPUを搭載し、パワーアップを図りました。 本製品により、これまでIT化が難しかった過酷な現場における活用シーンが拡がるとともに、業務
2019年12月6日、インターネットオークションで落札したハードディスクから行政文書とみられるデータが復元されたと報じられました。その後の調査でこのハードディスクはリース会社が委託した処理業者の従業員が転売して事実が明らかになりました。第一報を報じた朝日新聞は今回の流出事案を「世界最悪級の流出」と表現しています。ここでは関連する情報をまとめます。 発端は落札者のデータ復元 IT会社の男性が仕事で使うためにネットオークションで中古のHDDを落札。 使用しようとしたところ、エラーメッセージが表示されたため過去の経験からHDDのデータを確認。 復元ソフトを用いてデータサルベージを実施し、神奈川県の公文書情報とみられるデータを発見。 同じ出品者から同じ製造元のHDDが他にも出品されていたことからその後も落札した。 朝日新聞を通じて神奈川県へ情報提供し事案が発覚した。 以下は関連する出来事を整理した
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理化学研究所は5月23日、スーパーコンピュータ「京」の後継機の名称を「富岳」(ふがく)に決めたと発表した。2021年ごろに運用を始める予定で、京の最大100倍の実行性能を目指す。富岳は「京」と同様、理研 計算科学研究センター(神戸市)に設置する。 理研は今年2月、京の運用を8月に終了すると発表し、後継機の名称を公式Webサイトで募集。5181件の応募があったという。理研の松本紘理事長は「創薬や防災を発展させる上で必要なシミュレーションに加え、AI、ビッグデータ分析の基盤として活躍すると確信している」と語った。 富岳は「富士山」の別名。富士山のように高く(性能が高く)、裾野が広く(対象分野が広く)、海外での知名度も高くなってほしい――などの理由から名付けた。各国のスーパーコンピュータの名称は山にちなんだものが多く、発音がしやすいことも考慮したという。 その他の候補は「穹」(きゅう)、「叡」(
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