栗本薫氏による世界最大のヒロイック・ファンタジイ《グイン・サーガ》。これまでに刊行された全タイトルが電子化されていますが、4月1日よりその大部分で読み放題を開始しました。 投入されているのは正篇130巻/外伝22巻まで。つまり栗本薫氏がお亡くなりになるまでに書かれた作品全点が対象となります。 《グイン・サーガ》の読み放題はKindle Unlimited、auブックパスでお楽しみいただくことができます! ぜひこの機会にお試しください。
早川書房の1500作品が最大50%割引という大型の電子書籍セールが来たので、僕が読了済みのものからオススメを紹介しよう。早川書房は定期的にセールをやるが、1500点級のセールを前回やったのは去年の6月頭なので、年に一回のセールとなる。これ以上安くなることはないと思われるので、この機会に買っておくといいだろう。 https://amzn.to/3n4rZ2Famzn.to 上が対象作品のリストになる。最初は、SFとノンフィクションを中心に、前回のセールには含まれていなかった新作&おもしろかったものを中心に紹介していこう。 まずは目玉商品といえるSF作品から プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 作者:アンディ ウィアー早川書房Amazonまずは目玉商品から行くが、なんといっても『火星の人』(映画版は『オデッセイ』)の著者であるアンディ・ウィアーによる『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(本邦では
三体Ⅱ 黒暗森林(上) 作者:劉 慈欣早川書房Amazon早川書房の1500作品が最大50%割引という大型の電子書籍セールが来たので、僕が読了済みのものからオススメの作品を一部紹介してみよう。早川書房は定期的に電子書籍セールをやるが、前回の大規模なものは確か2020年3月頃の1000点セールだったので、セール対象は増えていることになる。なんと、先日完結したばかりの『三体』も、さすがに完結巻は対象ではないけれども第二部までがセール対象。 amzn.to まずはSFから紹介する。 三体 作者:劉 慈欣早川書房Amazonまずは早川といえばSFということで、SFから紹介してみよう。目を引くのはやっぱり『三体』である。先日三部作全体の紹介を書いたばかりだが、文化大革命からはじまり異種知性とのファースト・コンタクトが描かれる比較的現実路線の一巻。ファースト・コンタクト後、人類最高峰の知性が異種知性に
ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) 作者:ウィリアム ギブスン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/04/30メディア: Kindle版この数年は毎年の恒例となっている早川書房の海外SF作品電子書籍セールが今年も(2019年)このぎりぎりの年の瀬に始まったので、SFマガジンの海外SF書評欄の連載担当として今年もおすすめをピックアップいたします。全体は下記参照。 www.hayakawabooks.com 毎年セールの顔ぶれが違うのでおすすめする作品もがらっと変わってくるのだけれども、今年ありがたいのはウィリアム・ギブスンによるサイバーパンクの金字塔『ニューロマンサー』や『クローム襲撃』や『ディファレンス・エンジン』が入っていることかな。他、アシモフのファウンデーションシリーズや、ヴォネガットやクラークやディックの諸作品など、有名どころが勢揃い。 特にギブスンの作品はどちらかと
書店管理官シリーズの『DAI-HONYA』『THE LAST BOOKMAN』(原作:田北鑑生)が電書化されました。Kindle、iBooks、楽天、他主要電書書店で既に配信されています。 この2作品の電書化というのは皮肉めいててなかなか感慨深いものがあります。すでにこの2作をお読みになっている方は、その意味するところはおわかりと思いますが、未読の方もおられると思うので、ネタバレしない範囲で記しておきましょう。 『DAI-HONYA』が初単行本化されたのは1993年。CD-ROMやフロッピーディスクを利用した電子書籍用リーダーが発売されたばかりの時代でした。民間のインターネットもまだありません。原作の田北さんの先見性には驚くばかりですが、それもそのはずでこの頃彼は現役の書店店員だったのです。 1作目では「紙の本」を読む文化はいっきに衰退するかと思いきや、いびつな形で先鋭化・巨大化します。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く