Snow Leopard ServerでWindowsファイル共有(Samba)を使用する際、POSIXのアクセス権限が何をどう頑張っても共有ディレクトリ配下に上手く引き継げない。例を挙げると、 share1 というディレクトリを作成し、こいつを所有者:admin、グループ:share1とかでsamba共有する。アクセス権限はオーナー(admin)、グループ(share1に所属するユーザ達)は読み書き実行可能、他はアクセス不可。 で、UNIX標準(POSIX)の場合、権限で770をディレクトリに与え、smb.confの共有ディレクトリ設定に directory mask 0770 create mask 0770 とか入れてやれば、Linux上でSamba共有を稼働中の場合は上手く行くのだが、Snow Leopard Server(多分10.5以降)では、これを設定してもまるっきり無視して
Mac OS X Serverのファイル共有で、共有ディレクトリの権限が上手く反映されない問題はいつ頃から発生したのかを考えてみた。 Server Tiger → 問題なし Server Leopard → 問題あり Server Snow Leopard → 問題あり で、この間に何があったか? 答えはACLの導入。 ACL導入の歴史 Mac OS X Server TigerではACLの機能は使えたけどデフォルトでOFFになっていた。使いたい人はコマンド叩いてACL使いたいポイントでONにしてね、と。なのでWindowsファイル共有機能であるSambaではPOSIXの設定が使われていた。 Mac OS X Server LeopardになるとACLの機能はデフォルトでONになった。こちらを使いたく無い人はコマンドでOFFにしてねという状態。ただ、ACLをOFFにするとFinderでアク
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く