今日は法事がありました。 「地味な服装で」と言われましたが、きちんとした洋服を持っていない私は困ってしまいました。 かえって「喪服で」と言われた方がよかったなあ、と悩みつつ黒地の小紋に喪服の帯、黒い草履で出掛けることにしました。 右から着物、じゅばん、コート。 この地味な上にも地味なコートは、父の遺品の古い古い男物の反物から作りました。 厚手の渋い色の、山形県の紬です。 渋いなあ、おばあさんか!と着てみたら、案外しっくりきて、嬉しいようなガッカリなような… 相変わらず補正もせず、よく言えば自然に着ています。 これでいいのかなあ、と少し不安で出かけました。 …そして行ってみたら大半の人が喪服でした… お約束の、着物というだけで邪魔するネコ、もちろん今日も例外ではありません。 絶対に私と目を合わせないのもいつも通りです。 これはもう、写真を撮っている場合ではありません。 やりたい放題。