世界初!自閉スペクトラム症の言語発達に関わる脳の特徴を可視化-言語発達の遅れに関連する脳機能について新たな知見- 金沢大学人間社会研究域学校教育系の吉村優子准教授,子どものこころの発達研究センターの三邉義雄教授,菊知充教授らの研究グループは,産学官連携のプロジェクトで開発した「幼児用脳磁計(Magnetoencephalography: MEG)」を活用し,言語発達に遅れのある自閉スペクトラム症児(※)の特異的な脳活動を捉えることに成功しました。 今回,3歳から5歳の自閉スペクトラム症児47名,健常児46名を対象に平坦な言い方の「ね」と,呼びかける言い方の「ねぇ」の2種類の声を聞いてもらい,声の変化によって起こる脳活動を調べたところ,自閉スペクトラム症児が,微妙な言葉のニュアンスの違いをうまく識別できていないのは,脳の聴覚野の反応が乏しいためであることが証明されました。さらに,言語発達に遅
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