前回のつづき・・・ ◆メディア探究−ブロガーよ、情報の司祭を打ち倒せ! 上の記事はブログの歴史的意義、その本質とは「宗教革命」である、いやもっというと宗教革命の本質とは「情報革命」である、という話。この話は岡田斗司夫著『ぼくたちの洗脳社会』ともかなり繋がっているもので(おそらく読んでいるのではないかと思う)大いに納得出来る。以下新聞およびテレビなどの既存メディアが、特に日本において社会を支える固定点として機能しているという話を書くが、それを理解する上での前提になっていると思う。 前回書いたように社会にはその全体的統一性、時間軸における同一性を担保する「固定点」がある。例えばその典型が聖書であり、ある種の建造物であり、そして場合によっては「人間」がそれを担う事もある。 だが近代において、そして特に日本において実際的にこの固定点としての機能を担っているのは新聞およびテレビのいわゆるメディアであ