沖縄県名護市辺野古沖の転覆事故で亡くなった女子生徒の遺族の会見を受け、「真摯に受け止めて、誠意を持って対応していく」と話すヘリ基地反対協議会の浦島悦子共同代表(左)と仲村善幸共同代表=31日、名護市内
<「補助金ビジネス」まがいの案件がまかり通るなど、問題はクールジャパン政策全体を貫く中身の薄さにある> クールジャパンという言葉には安直な明るさがあった。日本のマンガ、アニメ、食、ファッション、伝統工芸、観光。そうしたものを海外へ売り出せば日本経済にも文化外交にもプラスになる。発想自体は間違っていなかっただろうが、多くの人が言い知れぬ懸念を最初から感じていた。 そして最近、海外需要開拓支援機構、いわゆるクールジャパン機構の行き詰まりが改めて露呈し、投資先のチョイスへの疑問なども含めて世間では批判や落胆が広がった。 クールジャパン機構は2013年11月に官民ファンドとして設立された戦略組織だが、2025年度決算では累積損益が540億円の赤字となり、経済産業省が統廃合を検討すると報じられている。 ただし「クールジャパン」の看板だけたたくのは単純すぎるだろう。日本コンテンツの海外輸出をめぐる問題
【独白】兵庫県告発文書問題・告発の元県民局長の死から2年 元同僚男性が語る実状 斎藤知事の対応は「幼児性の表れ」 「適切・適正・適法だった」と繰り返す知事に「行政の世界ではあり得ない」 兵庫県で告発文書問題の混乱が収まらない。文書を作成した元県民局長の死亡から2年、同僚だった男性が匿名で取材に応じた。元県民局長に対して「お悔やみの言葉」を繰り返す斎藤知事に、強い言葉で怒りをにじませる。 兵庫県・斎藤元彦知事の7つの疑惑をまとめた告発文書が明るみに出たのは2024年3月だった。斎藤知事はすぐに“告発者”探しを指示。文書を作成した西播磨県民局長(当時)について記者会見の場で「公務員失格」と批判した。 知事側近は元県民局長の私的情報を漏えいして回った。元県民局長は「一死をもって抗議する」との言葉を残し、自ら命を絶った。同年7月7日のことである。 その後、第三者委員会が斎藤知事の疑惑のうち、パワハ
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