手抜きです

超チューニング祭 ちょっと遅くなったけど、2014/4/26-27の二日間、ニコニコ超会議3内のまるなげひろばの一角で開催された超チューニング祭にドワンゴチーム(メンバーは 江添亮さん, kmizuさん, masarakkiさんと合わせて4人)として参加したり表彰などをした話。 参加チームは全部で18チームかな?(チーム番号は20までだけど、2チーム欠番?)。 競技ルール ルールは、niconicoのスマートフォン版webのコピーの一部改変版を主催者サーバー上に配置し、速度とUIの改善を競うというもの。チームごとにコピーが配置され、各チームに秘密鍵が配られ、その鍵でSFTPで各チーム用サーバーにuploadする。 UIのユーザー投票と測定結果のそれぞれの順位の合計が一番少ないチームが総合優勝となるため、速度だけでもデザインだけでもだめ、というものであった。 投票以外では、UI要件(どの要素
Webフロントエンド・パフォーマンス 思考整理系。 Webフロントエンドにおける3要素として、過去のセッションでは下記の3つを中心に紹介していました。 通信コスト - Networking 描画コスト - Rendering 計算コスト - Computing これらの問題は複雑に絡み合い、時として相反する関係をとります。例えば、通信コストを減らすために、視覚表現を画像からCSS3に置き換えたら、描画コストが高くなってしまいスクロールが重くなった、なんてケースは頻繁にあるでしょう。 理解の問題 この3つのコストは確かにパフォーマンスに影響を与える要因であります。しかし、その要因がWebフロントエンドのページライフサイクルにおいて、どこで影響を与えているかは表してくれません。 要因がどのような影響を及ぼしうるかという基礎的な理解と、パフォーマンスの問題に取り組むための切り口としての理解は、そ
タイトル、少し変えました 😉 。 第1部「サイト高速化の「戦略」と「戦術」- GradeAのその先へ」では、YSlow や PageSpeed がアドバイスする Tips のうち、HTTP リクエストの削減を優先すべしという「戦略」の話をしました。 また css や js を束ねて結合し、HTTP リクエストを削減する時の「戦術」の話もしました。 今回は、「サイトの特性に適したリソースの配置を行う」ために、「束ねたリソースをドキュメント中にどう配置するのが適切か」を見い出したいと思います。またそのポイントとなるブラウザの基本的な挙動についても言及します。 ブラウザごとの挙動が確かめられる、実験サイト contentloaded.com を立ち上げたので、以下、同サイトから幾つかの例を引きながら話を進めたいと思います。 リソース配置を決める戦術 基本的な戦術 第1部 では、css や js
「HTML5 Advent Calendar 2013」の24日目の記事です。 Webアプリのパフォーマンス改善と言えば、JavaScriptやDOMアクセスなど、既存の技術ベースな改善手法を想像する方も多いでしょう。最近では、こうした改善のあり方を、別の視点からもう少し広げようというアイデアが存在感を持ち始めています。それは「Web標準」です。 そこで今回、Web標準側でできるWebアプリのパフォーマンス改善について、掻い摘んで紹介します。全てを説明となるとキリがないので、キーワードを中心とさせて頂きます。最近になって、結構実用化が進んできているので、悩んだ時には試してみる価値はあるでしょう。 1. リソースを先に読み込む linkタグにてURLなどを指定することで、これから先に読み込ませる可能性が高いWebページのリソースを予め読み込むWeb標準があります。ニュースサイトでは次のページ
と、コラボ特別編「JavaScript engineer's Night~サイバーエージェント×DeNA フロントエンドエンジニアの仕事@渋谷ヒカリエ~」 http://www.creativevillage.ne.jp/PR/seminar109.html で利用したスライドです。本編10分(!!)
あけましておめでとうございます。NAVERまとめのフロントエンドを担当している縣です。初詣で引いた大吉のおみくじを握りしめながら今年も張り切っていこうと思います。 今回はJavaScriptの遅延ロードの仕組みをNAVERまとめに導入した際のお話を紹介します。 遅延ロードの検討 昨年NAVERまとめのまとめ閲覧ページや、まとめ編集ページでのJavaScriptファイルの読み込みを遅延ロード化する作業をしました。元々はページ読み込み時に全て読み込ませていましたが、JavaScriptファイルが巨大になってきてパース・実行に時間がかかるようになったことから遅延ロードを検討することになりました。 遅延ロードの利点というとJavaScriptファイルの読み込み・実行によるブラウザのレンダリング停止を防ぐのはもちろんですが、どのファイルがいつどこで必要になるかを明確にすることもでき、依存関係を動的
単にウケ狙いなら「革新的!GAのページ平均読み込み時間を劇的に速くする方法」とか「もう3rdパーティーに邪魔させない、超高速スクリプト読み込み術」(笑)とかの煽りタイトルを付けるところですが、今回はもっと本質的なことを論じてみたいと思います。 「プログレッシブレンダリングでUXを向上させるJS非同期読み込みのベストプラクティス」では、スクリプトの読み込みと実行を window.onload 対象から切り離し、見た目のページ速度を速くする方法について書きました。この方法は既存のスクリプトを書き換える必要があるため、Stoyan Stefanov によって 実験的に実装された Facebook SDK か、自前のスクリプトにしか適用できませんでした。 しかし今回、Hatena や Twitter、Pocket、Disqus など、他の 3rd パーティ製スクリプトにも適用できる方法 − “進化
Webフロントエンドのパフォーマンスチューニングについて全体的な話。javascript、Chrome DevToolsの紹介、ボトルネック、ポイントなど。
普段気をつけてるよリスト "モバイルで、WebViewとブラウザのコンパチで、特にセオリー化されていないデザインモジュールのなか、装飾画像もふんだんに使うぞ系サービス開発" の文脈における、パフォーマンス確保のため気をつけてるよリスト。 よく、パフォーマンス「向上」とか「確保」とか申しますが、メンテナンスコストなどと天秤にかけて、「必要十分」のラインを狙うのが重要だと思う次第。 画像リソース 画像リソースを揃えるときのセオリ。圧縮率とか最適化とか細かいチューニングはあれど、大雑把に下記を守る。そしてImage Optim(or 相当の処理)。 JPEGはプログレッシブで画質60くらい(オレ目安) PNGは差し支えない範囲で色数をきちんと削る 50px未満のサムネイルは@2.0xなリソースにしない 案外、Androidあわせの@1.5xや@1.0xでも大丈夫なことすらある GIFアニメを入れ
sitepoint から「本当にjQueryが必要ですか?」とタイトルのついた3本の記事を紹介します。 Do You Really Need jQuery? Native JavaScript Equivalents of jQuery Methods: the DOM and Forms Native JavaScript Equivalents of jQuery Methods: Events, Ajax and Utilities 言うまでもなく著者の Craig Buckler さん の趣旨は、「jQueryを使うのは止めよう」ではありません。ネイティブ関数で代替えできるのは、古い IE のサポートが必要なく、ごく簡単なケースに限られます。その代わりに得るものは「速さ」です。そこで、どの程度「速い」のかを所々 jsperf の結果で補ってみたいと思います。 また JavaScri
Webアニメーションを高速化するために知っておくべき10のこと(後編) 斉藤 祐也(株式会社リッチメディア) 前編から引き続き、後編でも最適化のために知っておきたいレンダリングプロセス、計測方法、そして最適化を妨げるよくあるアクシデントとその回避方法について紹介していきます。 アニメーションを高速化するために知っておきたいレンダリングプロセス ブラウザがどのようにウェブサイトを表示しているのかを知ることは、アニメーションだけに限らず、Webのパフォーマンス全体の高速化を行うために大切なステップです。 イスラエルの開発者であるTali Garsiel氏が公開した『How Browsers Work』は、HTML5 Rocksに転載され、複数の日本語訳も提供されている、ブラウザの内部動作を学ぶために読んでおきたいリソースの1つです。 そのリソースを参考に、レンダリングエンジンのメインフローにつ
前回はView周りのパフォーマンス・チューニングを実施しました。今回はクライアント側、すなわちJavascriptのチューニングを『浅〜く』実施して本トピックを終了したいと思います。 パフォーマンス・チューニング3:Javascript チューニングを始める前に、rack-mini-profilerで現在のパフォーマンスを確認しておきましょう。 『161.6 ms』と十分なスピードを叩き出していますね。しかし、実はこれはサーバサイド側の処理時間なのです。クライアント側の処理時間は詳細ウインドウの下段に表示されています。 つまり、173msにレスポンスを受け取り → 247msからブラウザで描画を開始し → 418msにDOM構築が完了(DOMContentLoadedイベント発火)、 103ms費やしてJavascriptを処理した・・・ということになります。 チューニングの対象となるのは
Webアニメーションを高速化するために知っておくべき10のこと(前編) 斉藤 祐也(株式会社リッチメディア) アニメーション/トランジションは身の回りに当たり前にあるものです。 むしろ普段の生活では「0」が「1」に変化するものの方が珍しいでしょう。 アニメーション/トランジションはデジタルなWebに対して自然な変化を提供する大切なツールです。 今回はそんなアニメーション/トランジションをより自然にスムーズに動作させるために知っておきたいことを前・後編の2回に分けて紹介していきます。 アニメーションを高速化する理由 アニメーションは先ほど書いたように普段の生活にも存在しています。だからこそ、我々はスムーズではないアニメーションを見つけるのが得意です。 アニメーションに限定した話ではありませんが、FacebookのShane O’Sullivan氏が、ページロード後のレンダリングパフォーマンス
連載「Webサイト・アプリ高速化テクニック徹底解説」の第4回は、JavaScriptのチューニングのうち、ボトルネックになりやすいDOM操作の最適化について解説します。前編・後編にわたって、DOM操作が遅くなる原因と仕組み、その解決策について詳しく解説します。 CodeIQとの連動企画! この記事で学べるJavaScriptチューニングのテクニックを、実際にCodeIQの問題で試すことができます。もう既に自信がある方は腕試しに、もしくは理解度チェックのための復習として是非ご活用ください!こちらから問題にチャレンジ! DOM(Document Object Model)とは、HTMLをアプリケーション(ここではJavaScript)から利用するためのAPIです。JavaScriptによるユーザーインターフェースの構築やレスポンスの表示など、インタラクティブな部分はほとんどがDOM操作によるも
本ブログでは、サイトの高速化に直結する「JavaScript 非同期読み込み」の話題を多数取り上げてきました。タイトルに釣られてこの記事を見てくれている方なら Google Analytics の非同期コードスニペット はご存知でしょうし、規模の大きいサイトやアプリ用に RequireJS などのフレームワークを使っている方もいるでしょう。 GA も RequireJS も、動的に生成したスクリプト要素を DOM に埋め込む「DOM 挿入法」が用いられています。さらに遡れば、Steve Souders が 2009年4月の記事 ノン・ブロッキングなスクリプト読み込み で、6つの手法に分類しています。 果たしてこれらの方法は、サイトの高速化にとってベストなのでしょうか? 答えは2012年12月の海外記事にありました。そこで本エントリーでは、日本ではほとんど取り上げられていない Frame i
FINDJOB! 終了のお知らせ 2023年9月29日にFINDJOB!を終了いたしました。 これまでFINDJOB!をご利用いただいた企業様、求職者様、様々なご関係者様。 大変長らくFINDJOB!をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。 IT/Web系の仕事や求人がまだ広く普及していない頃にFind Job!をリリースしてから 約26年間、多くの方々に支えていただき、運営を続けてまいりました。 転職成功のお声、採用成功のお声など、嬉しい言葉もたくさんいただきました。 またFINDJOB!経由で入社された方が人事担当になり、 FINDJOB!を通じて、新たな人材に出会うことができたなど、 たくさんのご縁をつくることができたのではないかと思っております。 2023年9月29日をもって、FINDJOB!はその歴史の幕を下ろすこととなりましたが、 今後も、IT/Web業界やクリエイティブ
連載「Webサイト・アプリ高速化テクニック徹底解説」第2回は、JavaScriptの高速化について、まずは前編、後編に渡ってユーザーの体感速度を向上させるための方法を紹介します。JavaScriptの同期・非同期の仕組みやscript要素のasync属性、defer属性について詳しく解説します。 今回から複数回に分けて、JavaScriptの高速化をテーマに解説していきます。まずは、ユーザーの体感速度を高めるためのJavaScriptチューニングということで、単純なJavaScriptの構文によるスピードを比較するようなものではなく、主にユーザー視点からの高速化を主眼に解説します。その中で、同期・非同期といったJavaScriptの仕組みやscript要素のasync属性、defer属性などについても触れていきます。 ユーザーの体感速度を向上させる 一概にJavaScriptの高速化といっ
DOM 処理や Ajax など、JavaScript が外の世界とやり取りする部分というのは、一般的に待ち時間を多く必要とします。 パフォーマンスを改善しようと思った時に、ロジック部分でコツコツと節約するより、まずコストが高い処理を行わないようにするということで、驚くほどの効果を経験をされたことはありませんか? 今までパフォーマンス測定をされた方であればピンとくる部分があることと思います。 そんな時に役に立つのが、今回ご紹介する backburner.js です。 ebryn/backburner.js - GitHub backburner.js って? backburner.js とは Ember.js の run loop モジュールから切りだされたとても小さなライブラリで、短時間に集中的に発生するメソッド呼び出しの回数を制限したい場合などに利用することができます。 backburn
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