イスラエル各地で5月初旬、戦没者追悼記念日の集会が開かれた。 レバノンとの国境に近い北部の都市キリヤット・シュモナでの集会も、地元の軍の記念式典から始まった。サイレンが鳴り響くなか、2分間の黙祷がある。花輪が捧げられ、スピーチがあり、人々は涙を流した。 その後、公営団地の一室にさまざまな年代の20人ほどが集まり、いちばん大きな部屋でテーブルを囲んで座った。それぞれがパスタやシャワルマ(串刺しの肉を回転させて焼いた料理)、ケーキやコーヒーを取りながら、ゲルマン・ロズコフをしのぶ。 ウクライナから移住してきて兵士になったユダヤ系のゲルマンは20年前、25歳のときに殺された。 イスラエル軍当局とメディア報道によれば、パレスチナの第二次インティファーダが最も激しかった時期に、ゲルマンは、銃を持った2人の男が自動車のドライバーに発砲するのを止めようとしたという。 イスラエル陸軍の制服で変装してレバノ
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