Delphiによる市販ソフトウェアに創作性が認められない判決 この記事を見るといかにも「ソフトウェアに創作性が認められないなんて何てことだ!」と思ってしまうところ。danさんも同ツールを使用して作成した場合で「創作性が認められる部分は存在しない」という部分をピックアップしている。気になって判決文を読んでみたのだけど、正直これは妥当な判決ではないかと思う。 ややこしいのが、機能的な創作性とソースコードの創作性が入り混じっているところ。ソースコードについてはSlashdotの記事のとおり、「デルファイ」という開発ツールを基準にしているけれど、機能的な創作性は判決結果で「創作性があると推認することはできない」と一つ一つレスしている。簡単にまとめてはいけないけれど、まとめて言えば「機能的には一般的で必要なものの羅列であるし、ソースコードはツールを使っているから似るのは当たり前だ」といったところか。