未だに戸籍上では生きている江戸時代の人が「発見」されて騒ぎになってるけどさ。あれでお役所の仕事を責めるのは酷だと思うんだよね。死亡届は残念ながら本人は提出できない。遺族が出すことになるのだろうけど、その遺族がなんらかの理由で散り散りになっていればそれも無理。戸籍の管理は届出というきっかけがないと始まらないのであるから、死亡フラグが立たないエンティティが存在するのは「戸籍システムの仕様です」ということになる。 ただし、年金を受け取っていたとなると話は変わってくる。死んだら本人は受け取れないのであるから。遺族が年金受給権者死亡届を提出しない限りは年金を詐取していることになる。犯罪だよこれは。ただしこの状態であっても、お役所を責めるのは酷であろう。受給者が生きているかガサ入れするには捜査令状が必要。それには少なくとも「あそこの受給者は死んでいるらしい」という証拠ないしは有力な証言が必要になる。「