ビジネス専門誌などを手がける出版社の日経BP社は、2017年2月15日発売の電子工作専門誌「ラズパイマガジン4月号」を、GPS測位モジュールのプリント基板を付録に付けて販売します。測位モジュールの一部が、雑誌の付録になるのは日本ではおそらく初めてのことです。 同誌は、コンピュータの基本機能をクレジットカードサイズに収めた超小型PC「Raspberry Pi」の専門誌です。「Raspberry Pi」は英国に本拠を置く同名の財団法人が教育用のコンピュータとして企画・販売したもので、同財団が非営利法人であることから価格が低く抑えられています。2012年2月に最初のモデルが35USドルで発売され、世代を重ねながら現在までに約1100万枚以上が販売されています。