ゲームが開く「メタバース」 VR普及、日本企業に商機 2022年02月14日07時14分 米歌手アリアナ・グランデさんが人気ゲーム「フォートナイト」内で開催した音楽ライブの様子(米エピック・ゲームズ提供・時事) 「メタバース」と呼ばれるインターネット上の仮想空間の開発が加速している。SNS最大手の米メタ(旧フェイスブック)などIT大手の参入で脚光を浴びたこの分野を切り開いたのはゲーム業界だ。仮想現実(VR)対応のゴーグル型端末の普及も見込まれ、市場拡大に期待が高まる。人気ゲームを多数出してきた日本企業にも商機となりそうだ。 漫画やアート、一点物に デジタル資産「NFT」取引活況 メタバースは、CG(コンピューターグラフィックス)のアバター(分身)として活動できる仮想空間。2003年に公開された「セカンドライフ」が先駆けで、ゲーム内で土地や衣服を売買できる。一時は月100万人が利用したが、S
多くのキリスト教徒にとって、洗礼を受けるのは自身の信仰を宣言し、生まれ変わる儀式です。セレモニーは通常教会で行われますが、この洗礼の儀式までもVR内で行う「VR教会」が、ソーシャルVRに登場しています。 ... 「VR Church」は、バーチャル空間にキリスト教の礼拝の場を設けることを目的としています。日曜礼拝や聖書研究、ミーティングのほか、洗礼なども執り行います。ボランティアの募集も行っており、グッズも販売中。「PayPal」や仮想通貨を通じた寄付も受け付けているそうです。「ファイナルファンタジーXIV」などで活動する「MMO Church」部門も運営されています。 (Drumsy氏の洗礼レポート) 2019年にはYouTuberのDrumsy氏が同教会で洗礼を受け、注目を集めました。他にも公式サイトでは「どのようにしてメタバース内の教会を3日で立ち上げたか」というテーマのウェビナーの
そう考えている人も多いだろうが、その認識は早々にアップデートしなければならないかもしれない。 2020年の発売以来、TV CMも出しているメタ社のVRヘッドセット「Quest 2」(価格3万7180円~)が世界的に売れているからだ。 2021年7月の時点での販売台数は460万台(カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ調べ)、11月にはQuest 2の重要部品を製造している半導体メーカー・クアルコムのCEOが「1000万台」と発言。出荷台数とも販売台数とも明言せず、後日、広報が業界アナリストが推定した数値だと発言したが、12月にはデータサイエンティストであるJack Soslow氏が2021年中のQuest 2の推測販売台数は810万台とツイートした。この勢いを見るに、2022年3月末には本当に1000万台の大台に達すると考えてよさそうだ。 これが本当の次世代ゲーム機? 薄い
過去1年間に米マイクロソフトからAR(拡張現実)関連の人材約100人が流出したと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。 マイクロソフトはAR端末「ホロレンズ」を手がけている。米テクノロジー大手の多くがARやVR(仮想現実)技術に注目し関連ハードウエアやソフトウエアの開発を急ぐ中、この市場にいち早く参入したマイクロソフトの技術者がヘッドハンティングの対象になっている。 ベテラン技術者引き抜き、2倍の給与提示もマイクロソフトの元社員によると、引き抜きの対象となった人にはホロレンズの開発に携わったベテラン技術者も含まれる。一部の人は移籍企業から以前の2倍の給与を提示されたという。 ビジネス向けSNS(交流サイト)、リンクトインに掲載されたプロフィールによると、過去1年でマイクロソフトを去った元ホロレンズチームのメンバーは70人以上に上る。そのうち約40人が米メタ(旧フェイスブック)に移籍
Home » Meta、メタバース関連部門の業績を初公開 2021年売上は前年比2倍の約2,500億円、1兆円の赤字 Meta、メタバース関連部門の業績を初公開 2021年売上は前年比2倍の約2,500億円、1兆円の赤字 Meta(旧Facebook)は、日本時間2022年2月3日、2021年度第4四半期及び通期の業績を発表しました。全社としての通期の売上は1156億55万ドル(約13兆1700億円)、利益は467億53万ドル(約5兆2400億円)でした。メタバース構築に取り組むVR/AR部門では、通期の売上は22億74万ドル(約2600億円)、101億93万ドル(約1兆1600億円)の損失でした。 Metaは、メタバース構築へ舵を切った2021年10月末の社名変更後、初めての決算発表。これまでは、広告外収入として窺い知ることしかできませんでしたが、今回の決算発表から明確にVR/AR部門で
パナソニックは先に開催されたCES2022で、環境関連や北米事業に関する様々な展示を開催した。その中で注目したいのが、軽量・高画質なSteamVR対応VR(仮想現実)グラス「MeganeX」や、人体冷熱デバイス「Pebble Feel」、大きな声を出しても外部に音が漏れない無線マイク「Mutalk」といったメタバース(※)関連のアイテムだ。 中でもMeganeXはパナソニックが一昨年のCESから展示を行っており、今回遂に具体的な製品に仕上がった。そこで今回は、パナソニックにお邪魔して、MeganeXの映像を体験させていただくとともに、本機の開発を手がけたデジタルプロセス開発センター XR開発部 部長の柏木吉一郎さんと、事業開発センターXR総括の小塚雅之さんに製品の詳細や今後の展開についてお話をうかがった。(編集部) ※メタバース:コンピューターやネットワークの中に構築された現実世界とは異な
POPなポイントを3行で バーチャル美少女ねむ著『メタバース進化論』 “原住民”の目線から解説するメタバースの全て 序論9000文字を先行公開 メタバース文化エバンジェリストのバーチャルYouTuber(VTuber)・バーチャル美少女ねむさんが、書籍『メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界』(技術評論社)を3月19日(土)に発売する。 Meta(旧Facebook)の社名変更により大きな話題になっている仮想空間・メタバースについて、実際にそこに住む原住民の目線からデータの裏付けと共に解説するメタバース解説書の決定版を目指して執筆。 メタバースの定義の考察から、ソーシャルVRをはじめとした具体的なサービス、支える技術、生活の実態、新たな文化、抱える課題、そして今後「アイデンティティ」「コミュニケーション」「経済」にどんな革新をもたらすのか、メタバースに生きる存
出典:日経クロステック、2021年11月22日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 人気AR(拡張現実)ゲーム「Pokémon GO(ポケモンGO)」などを手掛ける米Niantic(ナイアンティック)は2021年11月8日(米国時間)、ARアプリ開発者向けの開発キット「Niantic Lightship AR Developer Kit(Lightship ARDK)」を公開した。同社のARアプリ開発基盤を他の開発者にも提供することで、メタバースによってVR(仮想現実)に注目が高まっている現状を変えられるだろうか。 「ポケモンGO」などのAR技術を活用できる「Lightship ARDK」 ここ最近大きな動きを見せているナイアンティック。ポケモンGOに続く新しいARゲームとして、任天堂の人気ゲーム「ピクミン」のキャラクターを起用した「Pikmin Bloom
2014年にOculus VRに入社したJason Rubin氏は、メタバースを定義した本の一つである「Ready Player One」を手渡された。彼が入社した頃、FacebookがOculusを買収し、彼はメタバース(Snow CrashやReady Player Oneといった小説のように、すべてが相互接続された仮想世界)について、深い話をするようになったのだ。 何年もの間、メタバース戦略とは、同社がバーチャルリアリティゲームに集中していたことを意味する。拡張現実メガネの技術も開発しており、1年前にRubin氏が話を聞いた時の彼は、2Dゲームとクラウドゲームストリーミングの責任者だった。そして10月、Facebookが社名をMetaに変更し、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が年間100億ドル以上の投資でメタバースを構築するという野心を示した際、Rubin氏はMetaのコンテンツ担当
「Japan Metaverse Awards 2024」のパートナーにDNPが決定! XRメタバース大日本印刷Japan Metaverse Awards 2024一般社団法人Metaverse Japan 2024/08/30 18:00 静岡県でメタバースを活用した不登校児童・生徒向けの学びの場が誕生へ! 大日本印刷株式会社メタバースバーチャルスクール静岡県レノボ・ジャパン 2024/08/23 18:00 新VRアプリ「FLY」登場!QuestとVision Proで地球規模の探索を楽しもう! VRMeta QuestVision ProFLYGoogle Earth VR 2024/08/16 18:00 「VR GAME FESTIVAL 2024」8/16と17に開催!学生が制作のゲームを体験 VRイベントゲーム京都精華大学VR GAME FESTIVAL 2024 2024
大企業が続々と事業参入中の「メタバース」、様々な業界の課題を解決する技術として注目の「デジタルツイン」。これらに特化したゾーンが、6月、10月開催の【XR総合展】内に新設されます。自社技術の認知・販路拡大の場として、ぜひご出展ください。 RX Japan株式会社は2022年6月29日(水)~7月1日(金)東京ビッグサイト、10月26日(水)~28日(金)幕張メッセで開催される「XR総合展」において、「メタバースゾーン」「デジタルツインゾーン」を新設いたします。本展では、出展社を募集しております。 ★ 出展について資料請求、お問い合わせはこちら https://www.xr-expo.jp/ja-jp/exhibit.html?co=pr_prtimes0126 大きく注目されるメタバース・デジタルツイン メタバース企業への転換のためのフェイスブック社名変更が象徴的な「メタバース」。現在、世
未来の働き方「メタバース接客」で171名のスタッフが集結!世界最大のVRイベント『バーチャルマーケット2021』で活躍 株式会社HIKKY(本社:東京都渋谷区、代表取締役:舟越靖)が2021年12月4日(土)から12月19日(日)に開催した世界最大※のVRイベント『バーチャルマーケット2021』において、企業出展会場と一般出展会場で総勢171名のスタッフが集結しました。 新しい働き方として注目されている「メタバース接客」。ボランティア、アルバイト、企業内スタッフなど形態は様々ですが、メタバース上で開催されるイベントだからこそ、好きな場所から、好きな時に、好きな姿でスタッフとして関わることができます。今回このメタバース接客のスタッフとしてご参加いただいた、参加者の声をご紹介します。 ※バーチャルマーケットは「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」としてギネス世界記録™
情報通信 展示会 有料会員限定 2022.01.25 【「CES2022」から】自身の実写3DでVR対話、メタバースにも期待キヤノンUSAが新技術「Kokomo」開発 キヤノンのグループ会社、キヤノンUSAは、ユーザーが自身の実写3D映像を手軽な機材で作り、それをもとにコミュニケーションできるVR(仮想現実)向けアプリケーション「Kokomo」を開発中で、米ラスベガスで今月開催された「CES2022」で公開した。コロナ禍の中、世界中で「人と直接会えない」ことが課題であることに着目、仮想空間の「対面」コミュニケーションを支援する。メタバースにもつながるソリューションとして注目されそう。製品は年内発売を予定する。<... (つづく)
2022年のCESでおおいに盛り上がった話題のひとつが、デジタル空間の中でさまざまなエンターテインメントやサービスにのめり込める「メタバース」。日本から出展した企業の中では、特にパナソニックのグループ企業であるShiftall(以下、シフトール)のメタバース製品群が関心を集めていました。 メタバースに興味をお持ちのみなさま、こんにちは。 そこで今回、筆者はシフトールのオフィスを訪問して、同社が2022年春以降に発売を予定しているVRヘッドセット「MeganeX(メガーヌエックス)」など、“メタバース:四種の神器”をいち早く体験してきました。 なお、今回レポートする製品のスペックなどの詳細については、本誌ニュース記事もあわせてご覧ください。 シフトールの“メタバース:四種の神器”を装着して“完全体”になった筆者。(上から)MeganeX、mutalk、HaritoraXを着けており、写真には
Googleが拡張現実(AR)ヘッドセットを開発していると、The Vergeが米国時間1月20日に報じた。これは、成長著しいARと仮想現実(VR)の分野でMeta、Microsoft、Appleに対抗しようとするGoogleの取り組みの一環とみられる。 The Vergeは、匿名を希望する2人の情報筋の話として、「Project Iris」というコード名のヘッドセット開発が、サンフランシスコベイエリアの施設で進行中だと報じている。このデバイスは、外向きカメラを使って仮想の映像を実世界の視界に融合するもので、早ければ2024年に出荷される可能性があるという。 Googleにコメントを求めたが、回答は得られていない。 現在、多くの企業が次世代ハードウェアの開発に投資している。その多くが、メタバースへのアクセスに使われるものになる可能性がある。メタバースとは、人々が集まって活動する共有の仮想世
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く