ユーザー同士で対戦するオンライン麻雀ゲームの老舗「東風荘」(とんぷうそう)が2018年3月末にサービスを終了する。1997年の正式オープンから21年の歴史に幕を閉じる。 作者のmjmanさんは11月2日、公式サイトで終了を宣言。「ユーザの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と記している。 東風荘は、フリープログラマーのmjmanさんが個人で開発した無料のオンライン麻雀ゲーム(一部有料機能あり)。WindowsとJava版(Windows、Mac、Linuxに対応)が公開されており、クライアントソフトをダウンロードして遊ぶ仕組みだ。 90年代終盤に大人気となり、ダイアルアップ接続が定額になる「テレホタイム」(午後11時から翌朝8時)にはユーザーが殺到。大学生が学校のPC室にこもってえんえんと遊ぶ姿も日常的だった。i-modeなど携帯電話向けサービスも提供されていた。 mjmanさんの2016