鈴木 「日本と朝鮮半島の古代史についてです。」 阿部 「九州、そして海を挟んで向き合う朝鮮半島南部それぞれで、今、興味深い発見が相次いでいます。 古代から交流が盛んと言われてきたこの地域で、これまで知られていなかった、より深い交流を伺わせるものが見つかっているんです。」 鈴木 「こうした発見から、歴史の新たな一面が見えてきています。」
近田 「『DATAFILE.JPN』。 データから、今、日本で何が起きているかが浮かび上がります。 『おはよう日本』では、人口動態調査などのデータを読み解き、社会の実相を明らかにするシリーズをネットとも連動してスタートします。」 和久田 「第1回のテーマは、『女性が消える社会』。 いったい、何が起きているのか。 まずは、こちらのデータからご覧ください。 こちら、皆さんもよくご存じの出生数の減少を示すデータです。 第2次ベビーブーム以降、右肩下がりが続いて、人口減少に歯止めがかからない状態が続いています。 では、これを別の角度から見ます。 こちらは全国47都道府県ごとの出生率を示したものです。 グラフが短い上の方ほど出生率が低いことを意味しています。 見てみますと、東京や京都、北海道も含まれていますが、埼玉、神奈川と、主に都市部で低く、そして地方では比較的高い傾向にあります。 つまり、都市
大きな話題となった朝ドラ『あまちゃん』が視聴者にどう見られたかを知るため4つの調査を実施しました。①視聴率分析:世帯視聴率は近年の朝ドラと大差ありませんでした。②世論調査:認知率は92%と大変高く話題性の大きさの一端がうかがわれます。視聴経験者(49%)は「いつも見ているから」見ており、見なかった人は「見る習慣がない」人が多く、習慣性の強さが確認されました。視聴満足度は73%。インターネット上のSNS等に投稿・閲覧した人は、それぞれ1%にとどまりました。③インターネット上で大きな話題になっていたので、インターネット利用者で『あまちゃん』を比較的よく見ている人の特徴をアンケート調査で調べました:録画視聴経験54%、「同じ回を何度も見た」人42%など、多様な手段を駆使して熱中して見ていた様子がわかりました。④ソーシャル・リスニング調査でTwitter上の発言を具体的に見てみました:発言量は日を
中国で当初の予想より大幅に遅れて重要会議の「三中全会」が開かれました。経済対策とりまとめの難航や軍高官粛清の影響がささやかれる中、習政権の今を読み解きます。
これまでNHKは、佐村河内守氏をとりあげた番組やニュースを放送してきましたが、本人が作曲していなかったことや、全聾ではなかったことに気づくことができませんでした。 視聴者のみなさまや、番組の取材でご協力いただいた方々に、改めてお詫びいたします。 なぜ、こうした事態を防げなかったのか、調査の結果をご報告いたします。
<場 所> 放送センター 22階経営委員会室 21階役員会議室 <議 題> ○放送法第52条1項にもとづく次期NHK会長任命に関する議決 付議事項 1 議決事項 2 議事経過 浜田委員長が開会を宣言し、経営委員会を開催。 1 議決事項 次期会長の任命 (浜田委員長) 議事に先立ち指名部会において、籾井勝人氏をNHK次期会長の最終会長候補者とすることの決定がなされ、その後、籾井氏と指名部会委員全員との間で実質審議に相当する質疑を行った結果、籾井氏がNHK会長たるに相応しい識見を有する人物であることを確認し、さらに同人よりNHK会長への任命が議決された場合には会長に就任するとの意向が示されたため、同氏をNHK会長に任命するための経営委員会の議決に付すべきことの最終確認が行われた。そこで、放送法、経営委員会規程および内規に従い、経営委員長として、会長任命の議決を行うための経営委員会を招
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2013年12月20日 (金)損害賠償に苦しむ自殺遺族 自殺する人は年間3万人。そうした家族を自殺で亡くした遺族に対する心のケアの重要性は認識されるようになっています。しかし、こうした人たちが経済的なトラブルに直面して困っている実態はほとんど知られていません。亡くなった現場が賃貸アパートだった場合、家主から高額な賠償金を請求され、悩みを声に出せずに苦しむケースが相次いでいるのです。どのような実態があるのか取材しました。 しかし、悲しみにくれる間もなく遺族には思いもかけない事態がふりかかりました。遺体が見つかったその日からアパートの家主が賠償金を支払うよう求めてきたのです。資産価値の減少は大きく、長期間にわたって借り手が見つからない恐れがあるとして、5年分の家賃と部屋の改修費、さらに、隣接した部屋の住人にも精神的苦痛を与えたとして、200
アミさん(仮名) 「短い、短い、ほんと短い。」 これまで胸を触られるキャバクラや、デリバリーヘルスなど、風俗店を転々としてきました。 アミさん(仮名) 「普通に胸を出したり、触ったり。 そういう店だから、しょうがない。 お金がなかったら生活もできないし、食べていけないから、そうするしかない。」 アミさんは、貧困家庭で育ちました。 幼いころは、酔った両親から毎日のように虐待を受けたといいます。 学校では授業がほとんど理解できず、高校から、障害者のための特別支援学校に通いました。 卒業後は自立しようと、障害者雇用枠で地元企業に就職。 しかし障害が軽かったため、一般の社員と同じ仕事をこなすよう求められました。 3年間無理したものの、限界を超え、とうとう出社できなくなりました。 アミさん(仮名) 「高校卒業して、新しく仕事します。 ここから再スタートだと思っていて、頑張って、夢とかもあったのに、夢
12月10日(12月17日再放送) シリーズ貧困拡大社会 第19回 「見えない世界に生きる―知的障害の女性たち―」 にご出演の宮本節子さんにメッセージをいただきました。 《宮本節子さんプロフィール》 大妻女子大非常勤講師・ソーシャルワーカー。40年間、障害者福祉・女性支援に携わる。 ――知的障害のある女性と性産業の問題を見ていきましたが、 どのような感想を持ちましたか。 知的障害を持つ女性と性風俗産業がリンクされて社会問題化されたことはこれまで一度もありませんので、 取り上げてくださったことを非常に感謝したいと思います。 番組としては、性風俗産業という巨大な“社会的装置”に切り込むわけですから、 ともすると誤解を招く可能性はあると思いますけど、 でも、誤解は誤解として次につなげていただけたら、それはすごく嬉しいことです。 その誤解の裏側には何があるのかということを考えるだけでも問題ははっき
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2013年12月09日 (月)広がる仮想通貨"ビットコイン" いま、インターネット上の「謎の通貨」に世界の注目が集まっています。「ビットコイン」と呼ばれる仮想通貨です。このビットコイン、もともとは、インターネット上でやりとりされるデータの一種で、それ自体にはなんの価値もありません。しかしそのビットコインが、いま、投資の対象となり価格が急騰しています。背景にあるのは、ヨーロッパの経済危機など、世界経済への信用の低下。現実の通貨よりも、仮想の通貨を選ぶ人が現れているのです。 東京・渋谷の繁華街。ここで、仮想通貨の取り引きが、行われていました。喫茶店で20代の男性がアメリカ人に現金30万円を手渡して、ビットコインを購入したいと持ちかけました。手続きは、スマートフォンでわずか1分。30万円はネットの世界の2.6ビットコインに変わりました。 ここ
データ保存の専門家 「いま、磁気テープが非常に脚光を浴びている。 復活したといってもいい状態だと思う。」 阿部 「そう、われわれの時代は、カセットテープですよ、青春の思い出と共に。 なかなか処分できないんですよ、かさばっていても。」 鈴木 「そういう方、多いと思うんですよね。 使いやすさの面でも、記録できる情報量の面でも、CDやDVDにとって代わられた磁気テープなんですが、日本のメーカーが性能を飛躍的に高めた結果、今、再び記録媒体として、復活のきざしを見せています。 新しい磁気テープは、1本でDVD500枚分という、大量のデータを記録できるようになっているんです。」 阿部 「なぜ今、磁気テープが注目を集めるのか、取材しました。」
ベルリン自由大学教授 イルメラ・日地谷=キルシュネライト かって鉄のカーテン内に存在したドイツ民主共和国、いわゆる東ドイツ、そこにあった人口3万ほどの小さな町を想像してみてください。首都ベルリンから南へ300キロも離れたテューリンゲン地方の山岳地帯にあり、世界の情勢や物品の流れなどからは隔てられた、締め付けや統制が厳しかった社会主義国の小さな田舎町。そんな場所に日本料理の店を開こうというのは、その当時、かなり奇抜なアイディアだった筈です。しかしこの計画は、1970年、本当に実現されたのです。それは、この町に住むロルフ・アンシュッツという人物の、創意あふれるひたむきな努力の賜物でした。一体彼がどこからそんなアイディアを得たのか、今となっては知ることができませんが、これはまるで奇跡のような話です。 映画のタイトルは「スシ イン ズール」。その地方で生まれ育ったアンシュッツ氏は、もちろんそれま
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2013年04月04日 (木)"見えない"性虐待 被害の実態は 子どもが親や兄弟などから受ける性虐待。被害の実態を明らかにしようと、初めての全国規模の調査が進められています。その背景には、身体的な虐待に比べて外見では発覚しづらいため被害の実態が分からず対策が進んでこなかったことがあります。対策の必要性を訴えたいと性虐待を受けてきたつらい体験を語り始めた女性を取材しました。被害の実態と、必要な対策について、きょうから2日間にわたってこちらのブログでお伝えします。 女性はいま都内で一人暮らしをしています。 最初に兄から被害を受けたのは7歳の時。女性の布団に入り体を触ってきたのです。女性ははじめ兄が触っている部分が下半身だったので、あれ?と思ったものの、何をされているのか意味が分かりませんでした。 それでもなぜか人に話してはいけない雰囲気だけ
密着!ダイオウイカ取材記奇跡の海・小笠原とダイオウイカ撮影への道 不可能といわれてきた深海でのダイオウイカ撮影。 10年以上にわたる男たちの苦闘と、その奇跡ともいえる撮影成功の舞台裏に迫る。 奇跡は起きるのではなく、起こすものだという。 2012年夏、小笠原の海で、10年にわたってダイオウイカを追い続けてきた男たちが、奇跡を起こした。 「ダイオウイカの生きている映像を初めて見たとき、うまく言葉にすることができなかった。これほどまでにきれいな、神秘的な生きものがいるのだろうかと」 NHK深海プロジェクト・岩崎弘倫チーフ・プロデューサー 「言葉にしちゃうと、やっぱりそれに引きずられちゃうんだよね。私の話を聞いた人たちは、言葉からイメージをつくり上げてしまうから。しゃべらない方がいい、そう思っている」 国立科学博物館標本資料センター コレクションディレクター・窪寺恒己さん 「深海に生息するダ
専門家ゲスト:安斎育郎さん(立命館大学名誉教授・放射線防護学) ゲスト:室井佑月さん つるの剛志さん リポーター:小林孝司アナウンサー 出演者の関連情報はこちら 福島第一原発事故から7か月たった今でも消えないのが、食への不安。子供を持つ母親を中心に、食への不信感が根強く残っています。そこで「あさイチ」では、「日本列島食卓まるごと調査」と題し、大規模な全国調査に乗り出しました。全国各地のご家庭にご協力いただき、一週間のあいだ食卓に上った食材を、まるごと放射線の検査にかけ細かく分析してみました。すると明らかになった、常識を覆す驚きの数値とは・・・? 食卓まるごと調査とは? 参加者は? 今回調査にご協力いただいたのは全部で7家族です。 福島からは、郡山・須賀川の2家族。 郡山のご家庭は、地元福島の農家を応援したいと、なるべく地元の野菜を買うようにしています。 しかし、9か月になる赤ちゃ
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