美術を愛する市民によって結実された珠玉のコレクション。「ルートヴィヒ美術館展」で考える文化芸術支援の可能性市民コレクターたちの寄贈によってコレクションの基礎が形成されているドイツのルートヴィヒ美術館。そんな寄贈に関わったコレクターたちに焦点を当て、20世紀初頭から今日までの多様なアート表現を紹介する展覧会「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡—市民が創った珠玉のコレクション」が国立新美術館で始まった。 展示風景より、左からカジミール・マレーヴィチ《スプレマティズム 38番》(1916)、アレクサンドル・ロトチェンコ《宙づりの空間構成 10番(光反射面)》(1920/再制作1982)《空間構成 5番》(1918/再制作1973) ライン河畔のドイツの町ケルンに、世界最大のゴシック建築であるケルン大聖堂に隣接し建てられているルートヴィヒ美術館。そのコレクションや芸術活動の礎になっている
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