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2024年5月28日のブックマーク (2件)

  • 上田綺世が熱弁「プロに個を伸ばす監督は存在しない」 フェイエノールトで学んだ欧州サッカーの哲学

    5月19日、オランダリーグの今季最終戦──。フェイエノールトの拠地「デ・カイプ」は、リバプールへ旅立つアルネ・スロット監督への惜別ムードが漂っていた。 「稀代の戦術家」は就任1年目にUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準優勝、2年目にオランダリーグ優勝、そして3年目の今季はオランダリーグ2位(CL出場権獲得)&オランダカップ優勝と、毎シーズンすばらしい成績を収め続けた。 フェイエノールトを躍進させた立役者・スロット監督のラストゲーム。上田綺世はこの試合で、1年間の成長を確かめるようなプレーをしていた。 最終節後にのモデル由布菜月さんと写真を撮る上田綺世 photo by AFLOこの記事に関連する写真を見る 上田の"十八番"は、相手DFラインの背後を突くフリーランニング。しかしフェイエノールトのような強豪チームは相手を一方的に押し込む試合展開になるので、上田の武器が活きるス

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  • 【特別公開「論点」国立西洋美術館抗議活動をめぐって】組織化された自律性 Autonomia Organizzata(松浦 寿夫)

    3月11日、国立西洋美術館で、参加アーティストらによる、イスラエルのパレスティナ侵攻への抗議が行われた。 特集展示「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」は会期を終えたが、議論はいまだ尽くされていない。 出展作家の一人でもある松浦寿夫さんによる批評「組織化された自律性 Autonomia Organizzata」(群像2024年6月号掲載)を特別公開する。 自律的だからこそ連繫できる 二人の女性が互いに手を取り、緊張した趣きを示しながらも、正面に視線を向けたまま沈黙を保ち歩き続ける。そして、決して広くはない国立西洋美術館地下ロビーを何度となく往復する。その場に偶然居合わせた人々からの遠巻きの視線に反応することもなく、彼女たちの視線は、どこか別の場所に向けられているかのようだ。二人の身につけた白い衣服には無数の赤

    【特別公開「論点」国立西洋美術館抗議活動をめぐって】組織化された自律性 Autonomia Organizzata(松浦 寿夫)