ノルウェー・コングスベルグで、襲撃事件の犠牲者を追悼するために供えられた花やろうそく(2021年10月14日撮影)。(c)Terje Bendiksby / NTB / AFP 【10月19日 AFP】ノルウェーで先週起きた襲撃事件で、警察は18日、5人の殺害に使用された凶器は弓矢ではなく「鋭器」だったと発表した。 警察当局は記者会見で、容疑者が「どこかの時点で弓矢を捨てたか、失った」後、私有地と公共の場を含む複数か所で「鋭器」を使って5人を殺害したと説明。無差別の犯行だったとの見方を示した。 使われた鋭器の具体的な種類は明らかにされていない。警察は当初、容疑者が弓矢に加え、2種類の武器を所持していたと発表していた。弓矢で狙われた人の数は「2桁」に上るが、死者は出なかったという。 事件は南東部コングスベルグ(Kongsberg)で13日に発生。身柄を拘束されたエスペン・アンデルセン・ブロー