日本経済新聞は1月1日、企画「昭和99年 ニッポン反転」を始めます。連載を前に、長く続く停滞から抜け出すヒントを識者に語ってもらいます。ホンダは2040年に世界の新車を全て電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)にし、「エンジンを捨てる」と表明した。過激な言い方だが、第二の創業期としてもう一度ゼロからスタートし、世界で勝負するという思いを込めた。新しい時代をリードしていく会社に生まれ変わりたい。
日本経済新聞は1月1日、企画「昭和99年 ニッポン反転」を始めます。連載を前に、長く続く停滞から抜け出すヒントを識者に語ってもらいます。ホンダは2040年に世界の新車を全て電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)にし、「エンジンを捨てる」と表明した。過激な言い方だが、第二の創業期としてもう一度ゼロからスタートし、世界で勝負するという思いを込めた。新しい時代をリードしていく会社に生まれ変わりたい。
関西電力は和歌山市で計画していた火力発電所の建設を中止する方針を固めた。原子力発電所の再稼働で電力の供給能力を確保できており、二酸化炭素(CO2)を排出する火力の新設は必要性が薄まっていた。原発の再稼働で収益力が高まったこともあり、水素や原発など脱炭素につながる電源の運用・開発に経営資源をシフトする。和歌山市沿岸部で住友金属工業(現日本製鉄)から埋め立て地を取得し、00年から発電所の準備工事を
住友ゴム工業は、省資源化を目的として、現在「サマー」や「スタッドレス」など性能別に販売しているタイヤを、将来的に全天候に対応する「オールシーズン」タイヤにカテゴリーを集約していく方針を打ち出した。タイヤの性能や耐久性を高めた上で製造本数を減らす。同社取締役常務執行役員の村岡清繁氏は「1種類のタイヤで年間通して走りきれるようにする」と説明した。実現の鍵を握るのは、路面環境に応じてタイヤの性能を変
富山県の人口が近く100万人の大台を割りそうだ。9月1日時点で約100万7100人と過去1年間に月平均で約840人減少しており、単純計算だと1年以内に100万人を下回る。特に若年層の女性の流出が深刻だ。製造業が経済のけん引役だったが、就職をためらい県外に出る人もおり、多様な人が活躍できる仕事や職場づくりが必要になる。22年10月時点の富山県の人口は、全国の都道府県で37番目の約101万7000
三菱UFJ銀行など10金融機関で約250万件の送金が滞った全国銀行データ通信システム(全銀システム)の障害は、各金融機関と同システムをつなぐ機器の容量(メモリー)不足が要因だったことがわかった。機器の更新で処理量が増え、想定の容量を超えてパンクした。事前のテストが不十分だった可能性もあり、検証が求められる。 全銀システムを構築するNTTデータなどは16日までに中継コンピューターのメモリー不足が
ENEOSは16日、中核拠点の和歌山製油所の稼働を停止した。地元・有田市では製造品出荷額の約9割が消え、産業構造の転換が経済を揺るがす。同社は影響を考慮し脱炭素燃料の拠点として衣替えし、雇用の確保を目指す。オイルの街の再生に向けた取り組みは、人口減少ニッポンの未来を占う。地元・有田、市内生産の9割消失「時代の流れやわね」。13日、記者が有田市の商店街を訪れると、住⺠が寂しげに笑った。日用品
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