12月22日にテレビ朝日系列で放映された超常現象を楽しむ特別番組。すでに本体の『ビートたけしのTVタックル』が政治放言番組と化している現在、断続的に続く超常現象SPだけが古き良き香りを残している。 今年もなかなか楽しめた。特に超常現象肯定派が韮澤編集長を除いて暴走せず、守りに入っているところが大笑い。しょっぱなの心霊動画からして、慎重にフェイクドキュメンタリーの可能性を指摘している。他にも、言質をとられないように断言を避けている。 嘘臭い映像を本物と断言してしまう肯定派が登場してこそ面白い番組なのだが。 もちろん、それでも端々で微妙な言い回しをしてしまっている*1。古くからサメの死体説が有力な「ニューネッシー」に対して、21世紀にもなって首長竜説をとなえたり、髪の毛が伸びるという人形には散髪する前の写真しかなかったり。 ユリ・ゲラーが認めた超能力者というふれこみで登場した読心術師リオー・ス