米空軍の輸送機オスプレイが、普天間飛行場(沖縄県)に次いで横田基地(東京都)に今夏配備されることになり、5日午前、一時飛来のため横浜ノースドック(横浜市)に陸揚げされていたオスプレイ5機がドックを飛び立ち、約30分で横田基地に到着した。 午前11時ごろ、ドック周辺にゴゴゴという音が響いた。5機はドックの南端に次々と自走して現れ、相次いで上空へと飛び立った。その後ベイブリッジのそばを通り、南東の海上方向へ遠ざかった。 オスプレイは横田基地到着後、いったん基地外へ出て、今夏ごろに同基地に本格配備されるとみられる。 5機は3日夕に、輸送船で米陸軍が管理する横浜ノースドックに到着。4日に陸揚げされていた。 米軍は2019年10月~20年9月に配備するとしていたが、東アジア情勢への対応などから予定を前倒しした。今後数年間で段階的に計10機と要員約450人を配備するという。(吉沢英将)
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