いまや「不安」はそれ自体が人気のコンテンツジャンルである。 ソーシャルメディアには、不安やトラウマに関するコンテンツが溢れている。いまは市井の人からセレブリティまでさまざまな人々が自身のメンタルヘルスについてネット上で告白し、無数の専門家がアドバイスを発信する時代だ。TikTok上の#Trauma(トラウマ)のハッシュタグがついた動画の再生回数は60億回を超えていると、米誌「アトランティック」が報じている。 同誌によれば、これらの「不安コンテンツ」の多くは、自身が不安やトラウマを抱えていることをまずは認めてあげるのが大切だと説いており、その影響もあってか「私たちは、これまで沈黙や薬物乱用の中に埋もれていた精神的危機について、かつてないほど公然と語るようになった」。 グループチャットでOCD(強迫性障害)、GAD(全般性不安障害)、PTSD(心的外傷後ストレス障害)といった専門用語を使いなが
ハリウッドの大スターであるトム・ハンクスが、英「フィナンシャル・タイムズ」紙の記者とロンドンでランチ。どうしても「いい人」役のイメージがついてまわるハンクスは、それに不満を覚えているようだが、それでもやっぱり「いい人」のようで──。 私はトム・ハンクスに、彼がいまここにいる理由を訊ねる。アカデミー賞を2度受賞し、評判通り魅力的で、やたらと饒舌なこの俳優をけなすわけではないのだが、彼がPRする必要性などない。 「昼食をごちそうしてもらいたくてね」というジョークのあとで、「エンタメの企業複合体」の要請だと彼は認めた。 「僕がこなしてきた80億回のインタビュー、そして出演・製作した数々の映画があるにもかかわらず、『へえ、今度は何をするんだろう?』って思うお客さんたちはいて、まだ好奇心を持ってくれているようなんです」と、ハンクスは楽観の姿勢を崩さない。 19世紀末パリのブラッセリーを思わせるレスト
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