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セルクマとwritingに関するconsigliereのブックマーク (5)

  • 神代文字の蔵書印 - Cask Strength

    書こうと思っていてすっかり忘れていたネタをひょんなことから思い出しまして(現実逃避)。 ・・・特に共通した趣味の表れているのは国学者の蔵書印である。その中でも文字の上にその傾向が特にはっきりと表れていて、神代文字のもの、仮名のものが多い。神代文字の蔵書印では賀茂真淵・常世長胤・片岡寛光などのものが有名である。 (小野則秋『日の蔵書印』臨川書店、1977年。40頁) 賀茂真淵の神代文字による蔵書印とはこんな感じのものです。御覧になったことのある方も多いのではないかと。 これは読めない。 そのなかで『日書誌学大系 増訂 新編蔵書印譜 中』(青裳堂書店、2014年)が常世長胤の蔵書印を解読して釈文を示したのは流石だと思いました。 平田篤胤『神字日文伝』でわざわざ確認したのでしょう。この一手間を惜しんではいけないという戒め。 (http://archive.wul.waseda.ac.jp/k

    神代文字の蔵書印 - Cask Strength
    consigliere
    consigliere 2018/02/24
    神代文字に関してはオレも一家言あるけれども論文は何も書いていない
  • 「底本の文字を出来るだけ忠実に活字化するよう努めた」 - Cask Strength

    『古事記学 第二号』を拝読しました。 http://www.kokugakuin.ac.jp/oard/kojikigaku.index.html 注目すべきは「敷田年治『古事記標注』の翻刻と研究」です。『古事記標注』は『神道大系 古典註釈編一』にて上巻が翻刻されましたが、中巻以降は翻刻も影印も公刊されないままでした。今では近デジおよび早稲田の古典籍総合データベースで全巻読むことができますが、このような作業は助かります。 古事記標注. 上ノ上 - 国立国会図書館デジタルコレクション 古事記標注. 上,中,下巻 / 敷田年治 注 ←近デジは文字が鮮明でないので、こちらを推奨。 しかも、この翻刻では、 ・・・敷田が見直しを図った『古事記伝』の訓および所説との比較を行い、相違点を把握できるよう注釈文を掲げることとした。具体的には頭注欄を設け、『古事記伝』との異訓・異説をあわせて注釈文を参照で

    「底本の文字を出来るだけ忠実に活字化するよう努めた」 - Cask Strength
    consigliere
    consigliere 2018/01/01
    こういう処置はどういう意味があるのかよくわからないことが多いですよね。
  • 北大津遺跡出土木簡において新たに読めるようになった字 - Cask Strength

    はてなブックマーク - consigliereのブックマーク でブログに書くと予告していたことを思い出しました。 天智天皇の近江大津宮に関連するとみられる大津市の北大津遺跡(7世紀後半)から出土した「音義木簡」を、奈良文化財研究所が約30年ぶりに再調査したところ、解読できた文字数が、当初の約2倍の49文字に増えたことが、わかった。 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20110110-OYT1T00261.htm 従来、この木簡を扱うには『日古代木簡選』(岩波書店、1990年)の釈文を用いるのが普通だったのですが、それがこれ↓(『日古代木簡選』188頁) 日古代木簡選 作者: 木簡学会出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/04/04メディア: 大型 クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見る 今回新たに

    北大津遺跡出土木簡において新たに読めるようになった字 - Cask Strength
  • 『修訂 絹と立方体』・『声と三稜鏡』 - Cask Strength

    木村守一編著『修訂 絹と立方体』(ニコラ・フラメル金属材料研究所 2006年) 同『声と三稜鏡』(ニコラ・フラメル金属材料研究所 2008年) 架空の文字の大図典 副題に「架空の文字の大図典」*1。高山宏氏が昨年の『UP』誌10月号で、 世界全部の神代文字から最近のマンガの中に登場してくる人工文字まで一挙網羅、掛値なしの一代奇書の、アマチュア学者に固有の狂的な徹底と網羅に圧倒される。想像通り日トンデモ大賞特別賞。(中略)この非売、草の根わけても探索博捜に値する。 (21頁)と大絶賛。私も文字マニアなので垂涎の的でしたが、無事に『修訂 絹と立方体』とその続編『声と三稜鏡』を入手しました。内容の細目はコチラを→ 絹と立方体修訂版/内容 、 Untitled Page 同封の「広告『絹と立方体』」の文言もなかなかステキです。「絹と立方体 なしに学会や黒ミサは開けません。」「秘儀伝授、完全犯

    『修訂 絹と立方体』・『声と三稜鏡』 - Cask Strength
  • 林四郎(りんしろう)の杜撰 - Cask Strength

    漢字一字を二字に見誤ったり、二字を一字に合わせてしまったりすることは書写の過程でたまに起こることですが、 りんしらう 下学集に林四郎之杜撰といふ事あり、人の姓名にはあらず、昔杜撰の者ありて、書作り欝ノ字を析ちて林四郎とするをいふ、谷響続集に見えたり (『倭訓栞』) 一字を三字、つまり「」の異体字の一つ「欝」を「林」「四」「郎」の三字に誤ったというのは、ちょっとね(実際にあったことというよりもネタの一種でしょうけど)。

    林四郎(りんしろう)の杜撰 - Cask Strength
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