サントリーホールディングス(HD)は11日、同社が販売する清涼飲料やビール類などすべての缶製品について、1本販売するにつき1円を義援金として積み立て、東日本大震災の被災地への義援金として拠出すると発表した。缶製品の販売数量は昨年、40億本規模だったことから、1年間で40億円程度を義援金として寄贈できる見込み。 缶コーヒー「ボス」やビールの「ザ・プレミアム・モルツ」など清涼飲料19ブランド、ビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)とノンアルコールビール「オールフリー」の9ブランドを合わせ、28ブランドの缶製品が対象。今月1日から来年3月31日までに販売した缶製品1本につき1円を義援金に充てる。 来年3月末までの間に、産業の再生支援や子供への教育支援など、被災地の復興支援に40億円の一部を充てる可能性もあるという。 同社は被災地への支援として、義援金3億円を拠出したほか、支援物資としてミ