紙の専門商社竹尾は3月26日、デザイン関連の優れた書籍に贈る「第9回竹尾賞」の受賞式を行った。受賞作は4月11日(水)まで竹尾 見本帖本店2階(東京・神田錦町)で展示され、手にとって鑑賞できる。 写真特集はこちらから 竹尾賞は2002年に創設され、デザイン関連書籍から、コンテンツ、装丁デザイン(デザインコンセプトとデザイン表現)、造本(印刷+装本の仕上がり+素材の選択)の3要素を等分に評価して選考される。第9回は2010~11年の2年間に出版された書籍から最終ノミネート作品が12点に絞られ、グラフィックデザイナーの太田徹也氏、デザイン評論家の柏木博氏、作家の林望氏らの審査員と審査委員長のグラフィックデザイナーの勝井三雄氏とが、優秀賞を選出した。 展示会の風景 ■「検印紙」を入れたこだわり デザイン書籍部門優秀賞には『書影でたどる関西の出版100』 (林哲夫編著・装丁/創元社)が選ばれた。明