6月4日付け「本ブログの“引用”について」で記した一件が、本日、いちおう決着した。 一月前のあの時点では「似た書き方をする」とか「本ブログと同じ文言が頻出した」とか、かなり紳士的な表現を使っていた。だが、次第に腹立たしくなり、両者を子細に読み比べてみた。要するに、6月4日付け日経新聞夕刊掲載のO氏による新国立劇場《カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師》評に、当方と「同じ文言」を一字一句マーカーで塗りつぶしたのだ。すると、54行に亘るレビューのうち、36行がピンク色に染まった。セット(わざわざ「装置」と言い換えているが)の描写はほぼ同一だし、歌手への言及の順序などもまったく同じ。ピンク色を免れた部分にはこちらの表現をパラフレーズした箇所もある。明らかに盗用だ。このまま放置すれば、本ブログの知的所有権(著作権)が侵害されたままになる。そこで新聞社(読者センター)に電話した。編集部より折り返し連