記事一覧 鎌倉時代の竹とんぼ出土、県内初 平泉寺旧境内、祭祀に使用? (2016年6月22日午前7時10分) 福井県勝山市の白山平泉寺旧境内にある素掘り井戸から出土した「木とんぼ」=21日、同市教育会館 福井県勝山市教委は21日、同市の国史跡白山平泉寺旧境内にある素掘りの井戸から、鎌倉後期(13世紀末〜14世紀前半)に作られたとみられる、竹とんぼの形状をした木製の「木(き)とんぼ」が出土したと発表した。県内で確認されたのは初めて。全国でも数例しかない。同教委は、現在の玩具「竹とんぼ」とは異なり、祭祀道具として使われていたとみている。 「木とんぼ」は木製だけに腐りやすく、ほとんど現存していない。同市教委によると出土したのは全国でも鳥取、岩手、新潟県など数カ所だけ。研究も進んでいないという。同市教委は発掘状況などから「神を鎮める行為に使われた祭祀道具」と推測。当時の生活を知る貴重な史料でもあ
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