長崎県雲仙市の雲仙・普賢岳(1359メートル)の山頂付近で、地面の土中から空のビール瓶が相次いで見つかっている。刻印などから1900年代前半に製造された瓶とみられる。山頂付近には太平洋戦争中に陸軍の「電探(レーダー)基地」があったことから、当時の隊員が飲んだ形跡ではないか、などと謎を呼んでいる。 「あんたはエライ!!」溶岩ドームに落書き 雲仙・普賢岳、国の天然記念物 出土する瓶には「DAINIPPON BREWERY」と刻印がある。日本では1906年、札幌麦酒、日本麦酒、大阪麦酒の3社の合併でシェア7割を誇る「大日本麦酒」が発足し、49年に分割された。うち1社を引き継ぐサッポロビール(東京)に瓶の写真を送って確認を依頼したところ、「大日本麦酒の瓶で間違いない」という。 雲仙お山の情報館(雲仙市)によると、普賢岳の山頂付近にあったレーダー基地は極秘に設置され、当時は一般人の登山が禁じられ
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