師走に入り、まさに冬本番を迎えた日本列島。そんな身も心も震えるような寒さを優しく癒やしてくれる「京都の冬の風物詩」、ご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『おもしろい京都案内』では著者の英学(はなぶさ がく)さんが、観光客にはあまり知られていない「大根焚き」が楽しめるお寺を紹介しています。 京都の12月の風物詩の一つで観光客にはあまり知られていないのが大根焚きです。「だいこんたき」ではなく「だいこだき」と言います。京都のお寺では体が冷える冬に大根焚きが行われます。由来はお寺によって様々ですが、大量の大根を煮て、参拝者に振舞うのは共通しています。 大根は古くは古事記に登場し、その昔から心身の解毒作用や中風や諸病除けに効くとされる食べ物だったようです。 大根焚きが行われると、京都に冬が到来したと思う方は京都に住んだことがある方ではないでしょうか。だいたい、12月に行われますが1月や2月に行われる